一口サイズの固形食、チューブに入ったペースト状のもの。 この時代、米ソ宇宙競争による長期にわたる宇宙滞在で、連続で宇宙食を摂らざるを得ない状況になり、これに不満をもった宇宙飛行士、ジョン・ヤングは、船内に勝手にコーンビーフサンドイッチを持ち込んだ。 機器の汚損や食中毒などにより宇宙船を危機に陥れる可能性があるこの行為は問題となったが、食事が士気に影響するという主張は認められ、以後の宇宙食の改善につながった アポロ号の宇宙食 1968-1972年 お湯が使用されるようになり、食品を水で戻して暖かい食事が可能となった。食事のメニューも増えた。 当時の宇宙飛行士に必要なカロリーは、1日1人あたり2800kcalで、チューブ入りの宇宙食では一日分で重量2kgもあったものが、600gと約3分の1の重量となった。 スカイラブ計画地上訓練中に使用された宇宙食 1973年 生医学実験なども行われたため、食