この5月13日に、河内長野市教育委員会と大阪府文化財センターの共催で、高向(たこう)地区で遺跡見学会が行なわれたので、見学に行きました。 現在、高向地区での遺跡発掘作業が非常に積極的に行なわれているのですが、それには理由がありました。それは、河内長野市が推進する高向・上原土地区画整理事業があるからです。ではこの整理事業とはどういうものなのでしょうか? 土地区画整理事業とはどんなものかを調べると、日本の土地区画整理法(昭和29年法律第119号)によるもので、引用すると次のような事業です。 都市計画区域内の土地について公共施設の整備改善及び宅地の利用の増進を図るために行われる、土地の区画形質の変更及び公共施設の新設又は変更に関する事業 ようするに、地図の真ん中あたりの茶色にふち取りした部分の土地を整備して活用しようというもののようで、ちょうど風の湯があるところあたりから南側でくろまろの郷の北側