大津商工会議所などでつくる「びわいち協議会」は、滋賀県の名産として知られるふなずしを使ったパイ菓子「近江びわいちふなずしぱい」を開発、県内の道の駅やホテルなどで販売を始めた。サクサクとした食感の一口サイズのパイで、ふなずし独特の風味が楽しめる。びわいち協議会は「滋賀を訪れた観光客の定番土産になってくれれば」と期待している。 びわいち協議会は、昨年7月、滋賀の食材を使った菓子の第1弾商品として「近江びわいちサブレ」(1箱630円)の販売を開始。サブレとはクッキーの一種で、近江米の米粉を使用し、「近江緑茶」「ふなずし」「豆乳」の3つの味を1箱に詰めた。県内の道の駅などで販売し、1万個以上売り上げる人気商品となった。 好評を受け、今回開発したパイ菓子は、滋賀の食材を使った菓子シリーズの第2弾。パイ生地は、ふなずしと豆乳のペーストや近江米の米粉などを混ぜ合わせ焼き上げた。ふなずし独特の臭みはおさえ