米国のトランプ前大統領が共和党の大統領候補になり、11月の本選でバイデン大統領と再び対決することが確実になった。返り咲きを狙う前大統領は外交・安全保障や通商で過激な政策を掲げる。世界が注目する公約の真意と実現性を探った。「外国で『自由と民主主義のために』と戦うふりをするグローバリストのネオコン(新保守主義)を解体する」「国務省や国防総省を完全に見直し、米国第一を再構成する」前大統領は公約集「
アメリカ大統領選挙に向け、野党・民主党の候補者指名を目指していたウォーレン上院議員が、選挙戦からの撤退を表明しました。 ウォーレン氏は70歳。マサチューセッツ州選出の民主党左派の上院議員で、国民皆保険の実現や富裕層への増税など、低所得者や中間層への支援の拡充を訴えてきました。 はっきりとした主張に加え、親しみやすい人柄でも人気を集め、一時、民主党の指名争いで全米支持率トップに立ち、ことし1月には、有力紙のニューヨーク・タイムズが支持する候補者に選びました。 しかし、指名争いの序盤で出遅れたうえ、14の州で一斉に予備選挙が行われた今月3日のスーパーチューズデーでは、地元のマサチューセッツ州でも勝利できず、厳しい状況に追い込まれていました。 中道派が候補者をバイデン前副大統領に1本化するなか、左派の間では、ウォーレン氏が同じ左派のサンダース氏を支持するよう求める声が高まっていますが、ウォーレン
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