米フェイスブックの利用者データ流出問題は、「データ資本主義」時代が直面する課題を我々に突きつけた。あらゆる個人データをサービスの改善につなげてイノベーションをけん引する一方で、「守…続き FB流出 急成長のジレンマ、バグ増え攻撃の狙い目に [有料会員限定] GAFAが今欲しがる、「炎上」防ぐための人材
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続き トヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
先日ちらっとご紹介していた、「まねきTV」の知財高裁判決。 放送局側の請求が棄却された、という結論自体に変わりはないのだが、仮処分から地裁判決までの判示とは微妙にトーンが変わっている印象も受ける。 いずれもっと丁寧な分析を誰かがしてくれるだろう、と信じて、ここでは寝かせていた他の“ロケフリ”事例と合わせて、ざっと見の印象で片付けてみることにしたい。 知財高判平成20年12月15日(H20(ネ)第10059号)*1 控訴人(原告) :日本放送協会ほか民放5社 被控訴人(被告):株式会社永野商店 これまでにも様々なところで取り上げられてきたと思うが、本件は、放送事業者である原告(控訴人)らが、 「まねきTV」という名称で、被控訴人(永野商店)と契約を締結した者がインターネット回線を通じてテレビ番組を視聴することができるようにするサービス」 が、「(1)控訴人らが放送事業者として有する送信可能化
訴訟で苦戦続きのテレビ番組転送サービス事業者。 だが、唯一守り続けてきた牙城では、最後まで勝利を譲らなかった。 「NHKと民放キー局5社が、テレビ番組をリアルタイムでインターネットを利用して海外などに転送するサービスを提供していた永野商店(東京)に対して差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、知的財産高裁(石原直樹裁判長)は15日、著作権侵害を認めなかった一審・東京地裁を支持し、テレビ局側の請求を棄却した。」 (2008年12月16日付朝刊・第13面) ご存知の方も多いであろう、通称「まねきTV」事件。 東京地裁・高部コートでの歴史的な仮処分却下決定から、高裁決定、地裁判決、と来て、知財高裁でもサービス事業者側の主張が認められた形になっている。 地裁判決が出たのはわずか半年前のことだから、随分と早い展開だなぁ・・・と感心するのであるが*1、裏返せばそれは、放送事業者側の攻撃の弾が尽きてしま
「録画ネット」は違法、「まねきTV」は合法… 録画・転送の主体や機器所有権を巡り混乱 2008年2月29日 金曜日 佐々木 俊尚 前回からかなり間が空いてしまった。引き続き、録画ネット事件の経緯を追ってみたい。 私的複製の解釈を巡ってテレビ局と業者が争う 録画ネットを運営しているエフエービジョンは、サービスを開始するとともにNHKに対して受信料の支払いを申し込んだ。率先して受信料を支払うことで、遵法的なサービスであるという意思表示にもなるというのがエフエー側の考えだったが、しかしNHK側は「またもこの種のサービスが現れたのか」という受け止め方だった。なぜならこの時期までに、番組をサーバーに保存して海外向けに流すというサービスがあちこちですでに登場していたからである。 この背景には、 (1)テレビ番組をネット経由で視聴するのに十分なブロードバンド回線が普及したこと (2)テレビ機能を備え
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