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  • 日本社会が「ウソの氾濫」を許すか否かを問う選挙(山崎雅弘)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら

    前回の第47回衆議院議員総選挙は、今から3年前の2014年12月14日に投開票が行われました。その投票日直前の12月9日に、私がポリタスに寄稿した「首相が『どの論点を避けているか』にも目を向けてみる」という記事が公開されました。 そこでは、メディアが争点として報じた個別の政策問題ではなく、2012年12月にスタートした第二次安倍政権の全体的な方向性や、第二次安倍政権の発足から当時までの2年間で生じたさまざまな社会的変化、安倍首相の言動(意図的に言及しないという態度も含む)から浮かび上がる一貫した政治理念などを指摘した上で、「国民が選挙という手段によって方向性やスピードを修正しないなら、今後も同じ方向性で政治と社会の変化が進む可能性が高い」と指摘しました。 3年前の衆院選は、事前にメディア各社が予想した通り、与党である自民党と公明党の大勝という結果に終わりました。その一方で、選挙の投票率は5

    日本社会が「ウソの氾濫」を許すか否かを問う選挙(山崎雅弘)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら
    myogab
    myogab 2017/10/21
    同じ安倍つながりである安倍晴明が顕彰され始めた時期とデマの氾濫とが平行していて、トップ個人の性向だけで済む問題でもないのだろうな。陰陽道な時代。
  • なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら

    安全保障が争点の珍しい選挙 安倍晋三首相が衆院解散会見で発表した名称は「国難突破解散」であったが、このキャッチコピーには、山積する国難に対して一気にブレイクスルーをもたらすための権力を安倍政権に集約させてほしいという願望が含意されている。 来であれば、小選挙区制をとる現在の衆議院選挙は、常に政権選択選挙の様相を持つ。その安倍政権の呼びかけに対して賛成するか、反対するかが問われる選挙だといえる。 北朝鮮ミサイル危機などの安全保障・外交問題、少子高齢化問題、生産性向上など働き方改革、教育政策、憲法改正など多様な争点が選挙で問われることになるが、今回の選挙の特徴は、各種メディアの世論調査でも明らかなように、北朝鮮ミサイル危機など安全保障・外交問題が選挙の主要争点となった、55年体制崩壊以後、珍しい選挙だということである。 Photo by yoppy (CC BY 2.0) 第2次安倍政権の特

    なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら
    myogab
    myogab 2017/10/20
    ああやって隣国の驚異を煽る政治家にとっては、外交に失敗しても情勢不安が支持に繋がるから、やりたい放題になるものよね。
  • 都知事選を「究極の無理ゲー」でなくすために(さやわか)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    今回の都知事選に対して、僕は困っている。でも、たぶん僕だけじゃなく、多くの都民が困っている。 誰に投票すればいいのかわからない。いや、より正確に言えば、どの候補に対しても投票したい気持ちになれない。 素朴に考えてみると、候補者の誰も選びたくない状況というのは、あり得るだろう。選べないものを選べというのは「究極の選択」みたいなもので、いささか乱暴なことだと言わざるを得ない。それでも、選挙においては、およそ「投票することが絶対」だとされる。投票こそが政治に対して自らの意志を示すことであり、もし棄権したり白票を投じるなら、政治参加への義務や権利を自ら手放すようなものだというのだ。だから、誰かを選ばねばならない。代議制民主主義を前提とする今の社会はそうなっている。 しかし、そもそも、なぜ僕は誰も選びたくないのか。言い換えれば、僕はどんな候補者であれば自然に投票したいと思えたのか。 代理戦争は「空中

    都知事選を「究極の無理ゲー」でなくすために(さやわか)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    myogab 2016/07/31
    「候補者を育てる」という事をしていないから。それだけだろ。スゲ替えショーで都政は良くならんが、放置とて大差無い。公私混同を容認してれば、私腹目的も利権の根も深まる。候補が居なけりゃ任期満了とて同じ選択
  • 「反対」では勝てないイメージ選挙(佐藤卓己)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    東京都民ではない私が都知事選の報道をチェックしている理由は何か――。改憲をめぐる与野党対決という「民共」フレームで見ているからでも、日の首都が心配だからでもない。メディア政治の興味深い事例として、その帰結を見つめている。 都知事選はアメリカ大統領選に似ている メディア報道から受ける有力候補のイメージでは、元総務相の増田寛也が元国務長官ヒラリー・クリントンに、1940年生まれのシルバー左派・鳥越俊太郎が1941年生まれの社会主義者バーニー・サンダースに、自民党都連に造反した元防衛相・小池百合子が共和党主流派と対立するドナルド・トランプにダブる。同じ女性候補としてクリントンと小池を重ねる向きもあるだろうが、それはやや政治的センスに欠ける。「ウォール街の候補」とも呼ばれるクリントンは、自公などが推す増田と同じく現状維持の体制派である。一方、都議会の冒頭解散を公約する小池の造反モードは、トランプ

    「反対」では勝てないイメージ選挙(佐藤卓己)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    myogab 2016/07/27
    それで今勝てないからって、批判を止めてしまえば、批判は存在しないものとして進められてしまうんで、言い続ける役割は常に必要でしょ。反対勢力に一定の支持が集まるからこそ、与党もそれを無視できないんだから。
  • ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    参院選で、だれに、あるいはどこに入れるか。いままでぼくはこういうとき、いつも言葉を濁してきた。そして棄権を匂わせてきた。だから今回も同じだろうと思うかもしれない。けれどもじつは今回は違う。ぼくは棄権はしない。白票も入れない。ぼくは民進党に入れる。選挙区も比例区も民進党に入れる。 なぜか。理由は消去法だが、はっきりしている。まずぼくは、数年で消える政党にはほとほとうんざりしている。ぼくは1971年生まれだ。1990年代に選挙権を手に入れたぼくの世代は、有権者になって以降、ずっと政界再編でずっと新党ブームを経験している。もういいかげんにしてくれという気持ちがある。だから、最低でも10年前から存在し、そして10年後にも残っているであろう政党に投票したいと思う。この時点で、自民党、公明党、共産党、そして(名前は変わってしまったが)民進党しか残らない。社民党は、あまりに党勢が衰えているので、申し訳な

    ぼくは民進党に入れる(東浩紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    myogab 2016/07/08
    55年体制は「お灸で調整」に入ったのはその晩年だけで、大半は「政権交代を怖れた与党が野党の政策をガブガブ呑んだ」野党主導政権じゃね?党内政治に野党(や外圧)を利用したってのもあるにしろ。骨抜き立法も含め
  • 憲法24条を「女だけの問題」にしてはいけない(深澤真紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    自民党や日会議が、憲法改正のとば口のひとつとして憲法24条に目をつけたのは、敵ながらうまいところをついていると思う。 まず24条は、9条に比べて話題になりにくいのだ。 たとえばYahoo!ニュースで「憲法24条」を検索すると、ニュースの数は28。一方の「憲法9条」は389で、14倍近い差がある(ともに2016年6月30日現在)。そもそも9条の内容を知らない人はいないだろうが、24条の内容を知っている人は多くないだろう。 家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か では家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か。現行憲法を見てみよう。 第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基として、相互の協力により、維持されなければならない。 2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、

    憲法24条を「女だけの問題」にしてはいけない(深澤真紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    myogab 2016/07/08
    憲法は関係無いけど、婚姻制度と相続権の規定を制度的に先に分化しとかないと、イエ制度の崩壊とともに近親婚までも済し崩しになるだろうなあ…。一夫多妻状態の蔓延と非婚率の上昇に少子化促進まで…
  • 斉藤斎藤内閣総理大臣談話(いわゆる斉藤談話)(斉藤斎藤)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    個人的な話から、させてください。私の父は昭和11年生まれ、名を「弘毅」と言います。昭和11年、2.26事件ののち総理になった、広田弘毅にあやかったのだそうです。まあ平凡な男ですから、父と広田の、名前以外の共通点といえば、生家が小さな店だったことと、好んでダジャレを飛ばしてたことぐらいなのですが、そこはかとなく親近感を持っておりました。このたび津田編集長のご指名を受け、急きょ総理大臣に就任するにあたり、あらためて広田弘毅について調べてみました。 広田は、東京裁判で死刑となった、唯一の文官でした。ほかに死刑となった6名はすべて軍人で、戦争において果たした積極的な役割が問われました。広田が問われたのは主に消極的な役割、すなわち、総理や外務大臣としてするべきことをしなかった、不作為の罪です。南京大虐殺のひどい状況を知りながら、閣議に報告するなどして全力で阻止しなかった責任などを問われ、広田は死刑と

    斉藤斎藤内閣総理大臣談話(いわゆる斉藤談話)(斉藤斎藤)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    myogab
    myogab 2015/08/17
    安倍談話に欠落している点ですね。
  • 靖国神社をめぐる「意味」の変貌と平和(島田裕巳)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    ここのところ靖国神社のことを調べてきた関係で、幾度となくそこを訪れてきました。 もちろん、8月15日の終戦記念日に訪れたこともありますが、もっとも印象に残ったのが、7月半ばの「みたままつり」のときのことです。境内には、浴衣姿や肌もあらわな若い女性たちが多くつめかけ、それを目当てにした若い男性たちの姿も多く見られました。年配者の姿はなく、家族連れすら珍しい、そんな光景に驚きました。 Photo by midorisyu(CC BY 2.0) 靖国神社と言えば、8月15日の光景ばかりが報道されてきました。騒ぎを引き起こした『靖国 YASUKUNI』というドキュメンタリー映画でもそうでした。 しかし、みたままつりの光景も、靖国神社のもう一つの面を伝えています。一度、このまつりが近づいた時期、中央線の電車のなかで、女子高校生がみたままつりに行くかどうかを話し合っている場面にも遭遇しました。 みたま

    靖国神社をめぐる「意味」の変貌と平和(島田裕巳)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    myogab 2015/08/12
    「ナントカは忘れた頃にやってくる」んですが。国力の高まりと共に紛争地へ赴く者も増え、生の戦争を知る国民も増えていると思うが。本土決戦以外は戦争じゃない感によって武力による紛争解決を戦争と呼ばなくなるか
  • もうこれで悩まない! アルゴリズムで投票先を決められる統一地方選(佐藤哲也)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択

    ものさしをつくる 今回、寄稿に際し指定されたテーマは、「投票行動に『ものさし』を提供する」でした。今ひとつ盛り上がりが感じられない選挙戦ですが、「決め手に欠ける」と感じる無党派の有権者が多そうです。沖縄や被災地といった差し迫った争点がある地域を別にすれば、選挙への関心は低調かもしれません。何とかしたいですね。 基的に、投票行動の「ものさし」をつくるというのは容易ではありません。というより無茶に近いお題でしょう。煎じ詰めれば人が人を評価するという人類永遠の課題に対して、一定の明瞭さを備えた基準を作ることができるとは思えません。 しかし、ネット選挙解禁後の初めての統一地方選挙で、「この記事を読む方」に向けてということであれば、何らかの提案はできそうな気がします。ある程度ネットに親しんでいるはずのサイト、この記事の(想定)読者であれば、政治家のネット親和性の観点から候補者を評価することが許さ

    もうこれで悩まない! アルゴリズムで投票先を決められる統一地方選(佐藤哲也)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択
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    myogab 2015/04/12
    自分の一票なんて誤差範囲!ナンバーズ感覚で選べばいいさ。
  • 「選んではいけないNG候補」の見分け方 5箇条(相川俊英)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択

    地方議会・議員の役割とは何か 今回の統一地方選は史上最低の低投票率を記録しかねない状況だ。なかでも惨憺たる結果となりそうなのが、地方議員選挙である。5割を大きく割り込むのではと見られている。有権者の多くが投票に行く意欲と関心を失ってしまっているのである。 地方選挙の低投票率の背景にあるのが、有権者が抱える「誰を選んだらよいのか判断がつかない」という切実な悩みである。とりわけ深刻なのが、都市部の有権者だ。当選者1人の首長選とは違い、大人数が当選する議員選は候補者も多数にのぼる。その一方で候補者個々の情報は少なく、しかも、訴えることにそう違いはない。皆、口をそろえて「地域住民のために働く」と殊勝なことを言い、短い選挙期間は誰もがきまって自分の名前の連呼に終始する。 これではどの候補に1票を投じたらよいか判断がつかないのも無理からぬことだ。わけがわからぬまま「もう投票に行くのはやめた!」となって

    「選んではいけないNG候補」の見分け方 5箇条(相川俊英)|ポリタス 「統一地方選2015」私たちの選択
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    myogab 2015/04/10
    棄権より投票した方が良い。が、自分が誰に入れたか意識する必要も無い。と考える。選挙に興味の無い一定率の割合はランダムに投票しててもそれでも良い。ランダムの底上げは得票差を縮めるので逆転が起きやすくなる
  • 【総選挙2014】しがらみが消えた社会で人は投票しなくなる(松沢呉一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    <imgsrc="http://politas.jp/assets/images/article/2014/1214/matsuzawa_1.jpg" alt=""> Photo by Don McCullough(CC BY 2.0) 私の書くことを読んでも、今回の投票にはなんの参考にもならないことを最初にお断りしておきます。しかし、このまま投票に行かないでいると、大変な損をする時代が来ることだけはご理解いただけようかと思います。 「周りに自民党支持者なんていない。いったいどこに存在しているのか」と言う人がよくいて、そこから「不正選挙が行われている」などと言い出す人も出てくるのが常ですけど、選挙運動の手伝いをすると、そういう人たちの存在を意識することになります。どこの誰かはわからなくても、輪郭くらいは見えてくる。 自民党に限らず、なんらかの団体を支持母体にしている候補者はその票数を的確に

    【総選挙2014】しがらみが消えた社会で人は投票しなくなる(松沢呉一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    myogab
    myogab 2014/12/15
    そういう目的で投票してる人は…ね。
  • 【総選挙2014】皆様って誰のことだよ?(赤木智弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    朝日新聞社提供 今回の選挙は自民党の圧勝という結果に終わることは間違いないであろう。それについてはとっくに諦めが付いている。だが、それでも自分なりに納得する投票をしたいと思い、いろいろ考えてはいる。そうした中でふと思ったことがある。 立候補者たちは選挙カーから「皆様のために頑張ります」とにこやかに手を振るが、はたして彼らの頭のなかにある「皆様」とは一体誰のことなのだろうかということだ。 まず、選挙において大々的に「お前たち貧乏人のことなんか、苦しもうが死のうが知ったことではありません。私は金持ちと大企業だけの利益を考えています!」とか「公務員と労組が生き残るために、非正規労働者をドンドン使い捨てにします!」とか「日の核をすべてフクシマに集めて核の捨場にしてしまえ!」などと主張する政治家はいない。たとえ心のなかではそうであったとしても、すべての政治家が一応は「皆様のために頑張ります」と主張

    【総選挙2014】皆様って誰のことだよ?(赤木智弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    myogab
    myogab 2014/12/14
    非正規労働者を犠牲にしたのは派遣法を改悪した小泉政権だろ。で、当然それは大反対されてた。反対者に責任追及ってそれ何て一億総懺悔? 一度開放された制度改悪を戻すのは始めた戦争と同じで膨大な時間がかかる。
  • 【総選挙2014】どうする!? 安倍総理の野望と景気対策(松尾匡)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 「今のうち解散」説はなぜ間違いか 今回の衆議院解散について、野党やマスコミのみなさんから、こんなふうにその「当の」意図を解説する声が聞こえます。 「マイナス成長のGDP統計が出てアベノミクスの失敗が明らかになり、今後景気が悪くなるにつれて支持率が下がっていくと見込まれるので、まだ支持率が比較的高い今のうちに解散して、向こう4年間の任期を確保したのだ」 ――はたして当でしょうか。 私見では、この推測は間違いだと思います。理由は簡単明瞭です。 今回、安倍さんは2017年4月に消費税を10%に上げると確約しました。これは、いわゆる「景気条項」なしです。必ず上げると言うのです。 そうすると、2017年4月以降は、多かれ少なかれ景気は悪くなります。今後景気回復に成功しても、そこは避けられません。上のような推測をする人は、安倍さんの音では今後の景気の悪化が予想されている

    【総選挙2014】どうする!? 安倍総理の野望と景気対策(松尾匡)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    myogab 2014/12/14
    即効性のある(ように見える)大胆な景気対策なんて副作用有り過ぎで支持できんけど。/選挙はおそらく公共事業より割の良い財政出動で景気対策効果があるだろうから、選挙結果を追認する材料にされるだろうし。
  • 【総選挙2014】みな勝手に投票すればいい(東浩紀) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    撮影:津田大介 選挙について書くのは苦手である。あとで書くこととも関係するが、ぼくはそもそも、毎回選挙のたびに現れる、みな有権者の自覚をもつべきだ、国政に関心をもつべきだ、選挙に行くべきだというキャンペーンに強い違和感をもっている。選挙なんて、みな勝手にすればいいと思う。それでも、津田大介との友情を壊さないため、感想めいたエッセイだけ寄せたいと思う。 今回の選挙について、じつに多くのひとがじつに多くのことを語っている。しかし、だれもが知るように、今回の選挙の争点は理解しにくい。このサイト(ポリタス)への投稿を一覧しても、みなむしろ争点を探すことに苦労しているように見える。アベノミクスの是非が問われるというが、野党に有効な対案があるわけでもない。そのようななか、リベラル側からは、今回の選挙、論点はないがしかし投票には絶対行くべきだ、なぜならばここで問われているのはもはや個別の政策の是非ではな

    【総選挙2014】みな勝手に投票すればいい(東浩紀) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    myogab 2014/12/14
    「俺様の尊い一票が死に票になるなんて屈辱に耐えられない(その他凡人の一票なんてどうせゴミ)」か。反対票で希釈されなきゃ相対的にその影響は増幅されるだろうが。騙されて後悔するのも選挙の内だけどさ。
  • 【総選挙2014】なぜ新聞やテレビは選挙中に“ウソ”をつくのか?(田中秀臣)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 1 世論形成をする「依存効果」の罠 朝日新聞の慰安婦問題と福島第一原発に関する誤報は、世間の厳しい批判にさらされた。なぜ朝日新聞がそのような誤報を行ったのか、同紙の従来からの"左寄り"の姿勢が、事実を見えなくさせていたという指摘が多い。このような特定の思想が事実誤認を生んだり、また時には事実のねつ造にまで至ることがある。そして新聞やテレビなどの影響力はあまりも強いために、このような事実誤認やねつ造は、世論形成に対して深刻なマイナスの影響をもたらしてしまうことがある。このようなメディアによってその読者の好き嫌い、または意見が影響されてしまうことを、「依存効果」と経済学者のジョン・K・ガルブレイスはかつて名付けた。 この依存効果は、新聞の社説、一面を中心にした匿名記事、ちょっとしたコラムや広告でさえも観察することができる。ガルブレイスによれば、経済学が通常前提にしてい

    【総選挙2014】なぜ新聞やテレビは選挙中に“ウソ”をつくのか?(田中秀臣)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    myogab 2014/12/14
    慰安婦報道の例は逆だろ。戦時下を己の目で見てきた世代や戦後も残る差別の悲惨さを当たり前に知っていた世代が、吉田証言も「それくらい有り得る」と思っただけだろ。消費者主権の例で。戦争を知らない世代の依存は
  • 【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Yuliya Libkina(CC BY 2.0) もう投票しなくていい。僕はもうあきらめた。 仮にこれから多少は投票する人が増えたとしても、おそらく50%には届かない。つまり有権者の半分以下の意思で、これから4年間の政治体制が決まる。しかも予想では自民単独で300議席以上。315議席を上回るとの見方をした新聞もある。ならばあと2議席で衆院定数の3分の2。 つまりどう少なめに見積もっても、公明党を足せば与党が3分の2を占める。ならばこの4年で憲法を変えることが充分に可能になる。現状において参議院も公明党を足せば与党は過半数だ。仮に公明党が政権を離れたとしても、参院で否決された法案は衆院で再可決することが可能になる。 将棋でいえば詰み。チェスならチェックメイト。臨界は超えた つまり法案はさくさくとすべて通る。ねじれ解消良かったね。ならば二院制の意味は何だろうと思うけれど、も

    【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    myogab 2014/12/14
    投票率は今後上がると思うよ。愛国心と投票行動を結び付ける事で。ノンポリ無投票が非国民扱いされる事によって。むしろ団塊Jr.前後の世代の投票率が上がらないまま差別・冷遇される高齢者となる自業自得。
  • 【総選挙2014】多様な女性政治家が誕生するために、「女性代表」を求めなくていい(深澤真紀)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com/Electra-K-Vasileiadou 第二次安倍内閣で、安倍首相が成長戦略の柱の一つとして掲げていたのが「すべての女性が輝く社会」だ。 その改造内閣では過去最多の5人の女性閣僚が誕生し、さらに党三役の政調会長を入れれば6人となったのだが、彼女たちの思想や辞任問題などさまざまなニュースとなった。 そもそも「女性が輝く社会」というのは具体的なイメージがわきにくいし、「男性も女性も生きにくくない社会」を目指す方がよほどよいと思う。 マドンナ・ガールズ・シスターという女性政治家ブーム さて「女性と政治」が話題になったのは、今に始まったことではない。 1980年代は「女の時代」と言われ、政治の世界でも「マドンナブーム」が起こっていた。 それは、今年亡くなった日社会党(現在の日社民党)委員長の土井たか子を中心に、「おたかさんブーム」とも呼ばれていた。 土井は1986

    【総選挙2014】多様な女性政治家が誕生するために、「女性代表」を求めなくていい(深澤真紀)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    myogab 2014/12/14
    まあ、ほぼ全面同意。困った時の女(子供)頼み…その究極はジャンヌダルクだろうね。若者が暴力デモやってる国も、その国の大人が子供頼みでコトナカレになってる証左で。田舎者頼み('80)や元ヤン頼み('90)とかも。
  • 【総選挙2014】「選挙なんか行っても無駄」じゃないいくつかの理由~この一票で変える、のではなく、「この一票で変わる」と思える社会を作り出すために(北田暁大)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    【総選挙2014】「選挙なんか行っても無駄」じゃないいくつかの理由~この一票で変える、のではなく、「この一票で変わる」と思える社会を作り出すために © iStock.com ビッグデータが神話を壊す? 興味深いデータがネットで話題となっている。Yahoo!ビッグデータ議席予想だ。 Yahoo! Japanは、2年前、2012年の衆議院選挙において、Yahoo!での検索数と獲得議席数がかなりの確率で適合したことを受け、その後の参院選で予測に臨み、92%の的中率を得たとしている。そのYahoo! Japan チームが、今回の衆議院選挙について「50%台前半の投票率だった場合は、自民党が300議席」「60%前後の場合では、自民党はさらに議席を伸ばして311議席」という予測を提示した。もしこれが「的中」するなら、「投票率が伸びれば自民に不利」という神話が突き崩されることになり、「投票率の低い若者が

    【総選挙2014】「選挙なんか行っても無駄」じゃないいくつかの理由~この一票で変える、のではなく、「この一票で変わる」と思える社会を作り出すために(北田暁大)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    myogab 2014/12/09
    号泣議員を選んだって、政治資金の風通しをよくする契機ともなるんだから無駄でもない。弱小政党が乱立してられる日本という国は、二大政党に集約される某国よりも、実は文化的な証左なのかもしれないよ。
  • 【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Chatham House(CC BY 2.0) 2014年の衆議院議員選挙は、決定権を握る首相が(形式上は唐突に)「解散総選挙」を選択した真意が判然としないこともあり、メディアの側も選挙報道の軸となる「争点」を明確に絞り込めていないように見えます。 私は、既に「争点」として論じられている個別の問題よりも、むしろ「現政権が最終的にこの『国』をどんな形へと作り替えることを目指しているか」を重視して、一有権者としての「総合的評価」を行うつもりでいます。その分析評価においては、第二次安倍政権が経済政策や安全保障政策などの諸問題の決定過程において国民に見せた姿勢や説明内容に加えて、同政権の発足から二年間における日国内の社会的様相の変化と、同政権が記者会見等で質問されても論点化するのを避けて「一切触れようとしない」問題は何なのかという点にも目を向けて、判断の材料としています。 1

    【総選挙2014】首相が「どの論点を避けているか」にも目を向けてみる(山崎雅弘)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    myogab
    myogab 2014/12/09
    戦時下にあった特権階級を再構築。小泉改革からも一貫した流れとしても見れる。真っ先に長者番付の廃止から始めた。でも、起点はやっぱ中曽根かな。昭和十年代の日本人を全く笑えない現状。
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