タグ

ブックマーク / salon.mainichi-kotoba.jp (5)

  • 「してほしい」だけじゃない 漢字で書けるのに仮名にする言葉

    と注記しています。 すっきり分けにくい場合も 動詞の下に付けて補助的に使えば漢字の意味が意識されないと考えられるわけですが、形だけでわかるとは限りません。 動詞の下に付いていても 「傘を学校に置いて来てしまった」「子供を家に置いて行く」 などは、「来る」「行く」にも意味があって漢字で書いてもよさそうです。 同じ「しれない」でも 「彼ならあんなことも言うかもしれない」 「あんなことを言う彼の気が知れない」 ――と、後者は漢字で書いてもよさそうです。 「意味が薄れた」かどうかは微妙で難しいものがあります。毎日新聞用語集は「言う」「いう」の書き分けをこのように例示しています。 「大家といえば親も同然」という例が挙がっていますが、「といえば」でも 「気にならないと言えばうそになるが……」 のように使う慣用句では、実際には言わないけれど「口に出して言ってしまうと」という感じなので「言」を使ってよさそ

    「してほしい」だけじゃない 漢字で書けるのに仮名にする言葉
    myogab
    myogab 2022/09/18
    ブクマでは100字に収めるためにあえて漢字に詰める事も多い…。
  • 負ける原因を作った人という意味の「戦犯」 | 毎日ことば

    あまり辞書には載っていないが 「あっ」と思わず声が出たのは、三省堂国語辞典(三国)の最新第7版(2014年発行)で「戦犯」の項を引いた時でした。 ①←戦争犯罪(人)。 ②[俗]団体競技で負けるなどの悪い結果をまねいた人。 一つ前の第6版を見返すと、やはり①の語釈しか載っていません。②は改訂で新たに追加されたということです。 まだ三国の第6版が最新だった頃、手元の一通りの辞書で「戦犯」の意味を確認したことがありましたが、②のような語釈を載せている辞書は見つかりませんでした。スポーツで敗戦につながる決定的なミスを犯した選手が「戦犯」として非難される光景は、インターネット上ではよく目にします。 有名な誤用とされることも多い②ですが、使用実態を思えばいくつかの辞書は取り上げていそうなものだと想像していたので、その時は意外に思ったのでした。 小学館の「現代国語例解辞典」の「戦犯」の項に該当の記述があ

    負ける原因を作った人という意味の「戦犯」 | 毎日ことば
    myogab
    myogab 2021/09/26
    「戦いを犯す=戦犯」かな? 負ける原因を作った~というより、不名誉な負け方で仲間に蟠りを生んだ→敗戦の責任論で諍いの種を生んだ→平穏を犯した→戦犯。~なニュアンスかなあ。負け方次第で戦犯とは呼ばれない
  • 新明解国語辞典と「明快」「明解」の使い分け

    職場の同僚がどんな辞書を携帯しているか見回してみると、「新明解国語辞典」(三省堂)が最も目立ちます。「日で一番売れている国語辞典」という触れ込みはだてではありません。この辞書はユニークな語釈が多いことで有名です。たとえば「明鏡止水」を第7版で調べますと、

    myogab
    myogab 2020/08/03
    自分が使い分けるなら、爽快さの有無かな。聞いていて心地好いなら明快、小難しいが反論の余地も無さそうなら明解。論破は明快、論証は明解。
  • 「そもそも」辞書を、言葉をなんだと思っているのか

    安倍晋三首相が4月19日の衆院法務委員会で「そもそも」という言葉を辞書で調べたら「基的に」という意味があると答えたことについて、昨日の閣議では「大辞林」(三省堂、第3版)に「(物事の)どだい」という意味があることを媒介に、「そもそも」=「どだい」=「基的に」という論法をやってのけました。 iOS版「大辞林」より これに倣えば、「そもそも」を辞書で引くと「いったい」ともある、「いったい」を引くと「一つのからだ」という意味もある、従って「そもそも」は「一つのからだ」という意味だ――という詭弁(きべん)が成り立ってしまうではありませんか。辞書を、言葉をなんだと思っているのでしょうね。 ちょっと振り返ってみましょう。 1月26日の衆院予算委員会での首相答弁。 「かつての共謀罪は、いわば、共謀して何人かが集まって合意に至ったらそこで共謀罪になるわけであります。今回のものは、そもそも、犯罪を犯すこ

    「そもそも」辞書を、言葉をなんだと思っているのか
    myogab
    myogab 2017/05/14
    馬鹿の故事そのまま
  • 「なぜ新聞は閉じカッコの前に句点を付けないのか。」

    教科書では、カギかっこ(「 」)の中でも文の終わりに当たるところには句点(。)を打っているのに、新聞では閉じかっこの直前に句点を付けていないのはなぜか、というお尋ねをいただいたことがあります。 「小学国語2下」(教育出版)の「ないた赤おに」より このご指摘はその通りで、行政の公用文や教科書などはカギかっこの中でも文の終止に句点を打つのが標準とされています。これは、1946年3月に当時の文部省教科書局調査課国語調査室で作成した「くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)」という文書にのっとったものです。表題に「(案)」とありますように、この文書は内閣告示のような正式文書になりませんでした。しかし、句読点に関する公式機関の文書がこれ以外にほぼなかったため、「(案)」のままでいろいろな資料に収録されていて、現在もこれに準拠していることが多いのです。 さて、このような文書があるにもかかわらず、新聞が閉じか

    「なぜ新聞は閉じカッコの前に句点を付けないのか。」
    myogab
    myogab 2017/02/12
    ブコメの中では"~、「~」"と書いた後で括弧前の読点を消すこともしばしば。
  • 1