東大阪-おにぎりもドリンクも売り切れ。松本実敏オーナーが、早く売り切るために商品に値段をつけた結果、店内のほとんどの棚は空っぽになった。しかし、セブン-イレブンとの長い争いが、有利な結果に出た場合に備え、タバコとアルコール飲料のいくらかは残っている。 セブン-イレブンチェーンの親会社、セブン&アイ・ホールディングスは、松本さんが元旦に休業すると決断した後、先週の時点でフランチャイズ契約を解除し、商品の出荷を停止した。 これが、松本さんと日本でもっとも知名度の高い企業の間に起きている、コンビ二業界の厳しい労働条件をめぐる闘いの現状だ。 松本さんは、その後も営業を続けるが、細々とだ。ATMの画面は「取り扱い中止」と表示している。2名の従業員は、店が閉店したらすぐに次の仕事に就く準備ができており、7名のアルバイトスタッフは出社しない。 それでも、松本さんはできる限り営業しようとしている。