2024年5月6日〜7日、greenzの植原正太郎くんのお誘いで能登半島・珠洲市に行ってきた。ボランティアの気持ち半分、ジモコロとしてのメディア発信の役割が半分。元旦に起きた地震は、わたしが住む長野県・信濃町で震度5弱だった。この揺れを感じるか否かで印象は大きく変わるだろうと思う。 信濃町から車で約6時間。心理的な距離は近いけれど、身体的な移動距離はしっかり遠かった。金沢駅周辺でgreenzチームと合流し、ガタガタの道路を通って現地に向かう。 いわゆる「ちんさむ」的に車体が浮くバイーンの感覚が何度もあり、スピードを出しすぎて「このまま吹っ飛ぶのか!?」と錯覚するぐらいの衝撃も正直あった。気をつけて運転するのはマストで、それなりに神経は使うことは伝えておきたい。荒廃を象徴する藤の花が山を包みこんでいて、その後に倒壊した家屋がそのままにされた風景が続く。 民間ボランティアの受け入れは珠洲市の「