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動画には「描写がステレオタイプ的だ」「複雑な背景をあまりに簡略化している」との批判が相次いだ(NHKは9日に動画を削除し、謝罪)。中には、米国の人種差別の実態を理解するには、「制度的人種差別」を学ぶことが欠かせないとする声もあった。 BLM運動や米国の人種差別についてより詳しく知るため、米国史の専門家で、米国研究者がNHKに提出した同動画への要望書の呼びかけ人の1人でもある一橋大学教授の貴堂嘉之先生にお話を伺った。 ◆ ◆ ◆ 社会構造に組みこまれている「制度的人種差別」って? ——白人警官によるジョージ・フロイドさんの殺害、そしてその後のBLM運動を受けて米国では「制度的人種差別」についての議論が活発に行われています。「制度的人種差別」とは何か、教えてください。 貴堂嘉之先生(以下、貴堂)英語ではinstitutional racism(インスティトゥーショナル・レイシズム)というのです
最近、伊藤詩織さんに名誉毀損で裁判を起こされそうで話題の(正確には、謝罪及び500万円の賠償金を支払わなければ裁判を起こすという通知を受け取った)はすみとしこさん。彼女が一般に知られるきっかけとなった事件を紹介した記事を公開します。2015年10月に、シリア難民の少女の写真をトレースし、彼女の心中についてゲスな想像のテキストをつけたイラストをtwitterに発表し、大手マスメディアでも内容のひどさが話題になり、撮影したカメラマンに抗議を受けてイラストを削除した事件です。 その後のことを少しふりかえっておきます。記事中で発売が予告されていると書いた「そうだ難民しよう!」という本の表紙は、トレースだと批判された難民少女の顔だけオリジナルとして書き換えたものでした。それからのネトウヨイラストレーターとしてのご活躍は知っている人は知っている通り。 2020年現在、Facebookはヘイトスピーチに
新型コロナウイルスの感染者や医療従事者、外国人などへの差別が増えているとして「部落解放・人権研究所」(大阪市)が23日「コロナ差別を考える」と題したシンポジウムをオンラインで開いた。全国の差別事例が報告され、政府による感染・経済対策だけでなく差別を禁止する法律が必要だとの声が上がった。 約160人が参加。「反差別・人権研究所みえ」(津市)の松村元樹事務局長が差別事例を報告した。感染者の家に石が投げ込まれたり「コロナ女」とネットに書き込まれたりしたほか、中国人が感染源として中傷されるなど、多くの深刻な実態が紹介された。 「ハンセン病市民学会」(大阪市)の内田博文共同代表(九州大名誉教授)は、かつて官民がハンセン病患者を捜し出し隔離した「無らい県運動」が、現在の差別をあおる「自粛警察」の動きに似ていると指摘。「コロナ禍で、さまざまな人権侵害が起きている。差別禁止法がなく、自粛下で、さらに人権侵
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新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長の対応をめぐり、インターネット上では「事態を過小評価していた」などとして、辞任を求める署名活動が展開されていて、これまでに56万人以上から賛同する署名が集まっています。 欧米を中心に新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないなか、インターネット上ではWHOのテドロス事務局長の対応を批判する声が出ていて、辞任を求める署名活動が展開されています。 アメリカで立ち上げられたサイト「チェンジ・ドット・オーグ」(Change.org)で行われている署名活動では、27日午前7時の時点で、56万人以上から賛同する署名が集まっています。 発起人は、テドロス事務局長の辞任を求める理由について、「事態を過小評価していたことが、感染拡大を防げなかった原因の1つだ」などと指摘しています。 そのうえで、「WHOは政治的に中立だと思っ
先日、仕事で大阪の被差別部落を訪ねる機会があった。何の仕事かと思うだろう。NHKの番組「バリバラ~障害者情報バラエティ~」の収録で、アフリカ系アメリカ人である私が被差別部落の地域を訪れ、地域の暮らす人の話を聞く、という内容のものだった。これにより、現在日本の被差別問題を考える、というのが番組の趣旨だ。 この模様は、2月6日と13日、「BLACK IN BURAKU~アフリカンアメリカン、被差別部落をゆく~」と題して放映された。 初回が放送された翌日、日本の友人が何人か私のところに来て、番組を見たと伝えてくれた。「どう思った?」と私が聞くと、ほぼ全員が似たような回答をした。異口同音に「とても難しかった」と。何がそんなに難しかったかと私が尋ねると、1人が「複雑なテーマだった」と答えた。2人、3人と同じ理由を口にしたとき、私は聞くのをやめた。 知らなかったから、気にしなかった 数日後、日本人の友
噛まれると同性愛者に目覚める、同性愛は快楽で異性愛が本当の愛ーー。今月14日から公開された同性愛蔑視を含む映画「バイバイ、ヴァンプ」に対し、上映停止を求める声が上がっている。 「町中が同性愛者になってしまう」差別的な表現の数々映画の設定は、ヴァンプと呼ばれる吸血鬼に噛まれた人間が「同性愛に目覚める」というもの。劇中では「同性愛は快楽で、異性愛が本当の愛」と表現され、同性愛への”感染”が町中に広がりかけるところで、最終的に主人公が吸血鬼を改心させ、同性愛に”走った”人たちが元に戻るというストーリーだ。 筆者も映画を確認した所「学校中、町中が同性愛の街になってしまう」「同性愛に走るわけにはいかない」「あいつは正真正銘のホモだ」「俺は死んでもソッチにはいかない」「尻を狙われている」「(女性同士のキスに対して男子生徒が)レズっていいよな」など、偏見に満ちたセリフの数々だった。 そもそも、噛まれると
自治体のヘイトスピーチ規制が広がっている。社会の分断を食い止めるという評価がある一方、どこまでをヘイトとするかの線引き論争はなお続いている。どう考えればいいのか。 ■思想ではなく不安が根に 福田紀彦さん(川崎市長) 川崎市は昨年末、公共の場で特定の民族を侮辱するなどのヘイトスピーチに対する刑…
1月15日、ツイッターの「日本のトレンド」に「あぶらとり紙」が載りました。突如現れた「あぶらとり紙」というキーワード。これは一体、何を意味しているのでしょう。 「あぶらとり紙」についてツイートしているのは主に女性。拡散されているのは次のような内容です。 「女性専用車両にあぶらとり紙が散乱している」デマを広げたいおじちゃんたち、今どき使い捨てで持ち歩かなくてもあぶらとりもメイク直しもできる一石二鳥のコンパクトとか売ってるのに知らなくて可哀想 出典:https://twitter.com/Sac_SN/status/1217266509136842752 タピオカに並ぶバカ女ーとか女性専用車両はあぶらとり紙が散乱する地獄だーとか女性は愚かだって記事は一体誰に需要があるんだい書くことないなら猫かわいいにすればいいのに 出典:https://twitter.com/yamanobejin/stat
2019年も終わりが近づいてきていますが、1月早々の西武・そごうの広告から、記憶にあたらしい赤十字の献血ポスターに至るまで、今年も女性表象をめぐっていくつもの「炎上」がありました。こうした「炎上」はなぜ繰り返されるのでしょうか。言い換えれば、表象の作り手と批判者の間には表象に対するどんな理解の齟齬があるのでしょうか。 ここでは特に理解の齟齬が生じやすい性的な女性表象の問題点について、私が以前に書いた小論「表象はなぜフェミニズムの問題になるのか」(『世界』2019年5月号)をふまえて、少し突っ込んで考えてみたいと思います。あわせてお読みいただけると嬉しいですが、この記事単体でも読めるようになっています。 【本文中のイラストは、ふくろ氏の作成】 ふくろ:兵庫県生まれ宮崎県育ち。東京外国語大学外国語学部卒業。編集職を経て現在は英日ゲーム翻訳者、字幕翻訳者。AAAタイトルを含め多数の作品の日本語ロ
東京大学大学院情報学環特任准教授の大澤昇平氏(@Ohsaworks)が、11月20日にtwitter上で行った差別発言について書きます。この件については、11月24日に情報学環長名ですでに以下のような文書が出されています。 しかし残念ながら、上記の文書からは誰がどのような言動を行い、それがなぜ問題なのかということがわかりません。筆者(明戸)は現在同じ大学、同じ部局の特任助教であり(ただしプロジェクト雇用なので部局そのものの運営等には関わっていません)、また差別やヘイトスピーチにかかわる研究者でもあります。こうしたことをふまえて、ここでは明戸個人の立場から、今回の経緯および論点を整理し、自身の立場を明らかにしておこうと思います。
東大の特任准教授である大澤昇平氏が、極めて深刻な差別をツイッターで連発している。看過できないほど酷い内容なので、緊急にブログで発信することにする。 〔11月24日加筆:一連の記事をマガジンにまとめましたので、こちらもご覧ください。〕 〔11月26日加筆:末尾の提言に加筆しました。〕 大澤昇平東京大学特任准教授がおこなったヘイトスピーチまず大変酷い内容だが、ツイートをみていただきたい。
広島の独演会に毎回来てくれるご夫婦がいる。 独演会終わりで声をかけてきてくれた。中年男性の彼は学校の先生をやってるらしく「ぜひうちの学園祭で独演会をやってほしい」と言われた。正直、僕は高校生が好きではない。 どうせおれの独演会なんか口をぽかんと空けて「何意味のわからないことを言ってんだこのじじい」的な感じで見られそうだし、いまもたまに街中でチャリンコに乗った高校生たちに「村本ー!」「ウーマンラッシュアワー!」というバカ丸出しのヤジを飛ばしてくるから「高校生は全員こんなやつだ」と思い込んでしまってて、ライトな漫才をしにいくならいいけど、社会の問題なんかを笑いを交え叫ぶような僕の独演会で笑えるような高校生はいないだろうと思ってたからだ。 しかし、そのご夫婦は独演会に来るたびに毎回「学園祭で独演会をー」と言ってこられるものだから、こんなに時間とお金を使って来てくれるなら一回ぐらい、まぁいっかと彼
奈良県安堵町の増井敬史町議(61)が8~10月、フェイスブックに、韓国人と性犯罪を結びつけるなどの差別的な書き込みをしていたことが明らかになった。昨年1月にも書き込みが問題になって辞職し、今年4月の町議選で再選したばかり。県民から指摘を受けて町議会の森田瞳議長らが増井議員から話を聞き、10月末にフェイスブックのアカウントを削除させた。 増井町議によると、8月17日に「韓国の強姦(ごうかん)と売春の文化は世界中で既に有名ですね」と投稿するなど、フェイスブックに数回にわたって差別的な書き込みをした。昨年1月には、特定の国会議員を在日コリアンと決めつけて「股裂きの刑にしてやりたい」などと自身のフェイスブックに書き込み、ヘイトスピーチに当たると批判を浴びて辞職した。
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