サイエンスライターの鹿野司さんが、10月17日に63歳で逝去されました。 弊社では、2010年に、SFマガジンでの連載をまとめた科学エッセイ集『サはサイエンスのサ』を発表し、同作は、2011年星雲賞ノンフィクション部門を受賞しました。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 【プロフィール】 鹿野司(しかの・つかさ) 1959年名古屋生れ。サイエンスライター。科学、コンピュータ、SF誌を中心に、コラム、インタビュウ記事を執筆。映画『ガメラ2』の科学考証なども手掛ける。SFマガジン連載の科学コラム「サはサイエンスのサ」は、1994年より亡くなる直前までの長期連載となった。著書に、『オールザット・ウルトラ科学』、『狂牛病ショック』(共著)、『巨大ロボット誕生』、『教養』(共著)がある。
特別軍作戦に動員されたロシア人に配られるマニュアルを発見、これは「特別軍作戦に関する知識」と「戦場で生き残るためのヒント」が記述されており、西側諸国の価値観から見ると不思議が一杯だ。 参考:Живу, сраЖаюсь, побеЖдаю! Правила жизни на войне ドイツ、ポーランド、日本といった国は過去の復讐を果たそうとしている。今回の戦いは祖国大戦争の続きで1945年のように勝利しなければならない本マニュアルの冒頭は「召集令状を受け取った際に持参するもの」と「特別軍作戦に関する知識」が記述されており、特に特別軍作戦に関する知識は「本当に現在が21世紀なのか?」と疑いたくなる内容だ。 1.特別軍作戦とは 政治家がウクライナでの軍事作戦をそう呼んでいるだけで実際には本物の戦争だ。 2.祖国大戦争2.0 ドイツ、ポーランド、チェコ、クロアチア、ノルウェー、デンマーク、イ
都会的で最先端のビジネスモデル──ひと頃はマスコミが大きく取り上げていた、洗濯代行サービスの運営会社が倒産した。9月22日、信用調査会社の帝国データバンクが、株式会社アピッシュの破産手続き開始を報じたのだ。 【実際の画像を見る】「何のお店?」と戸惑うかも。古民家を転用した「WASH & FOLD」の店舗 *** アピッシュは1998年に設立。2005年に東京・代々木に「WASH & FOLD」1号店を出店すると、“洗濯業務代行サービスのパイオニア”と注目を集めた。担当記者が言う。 「アピッシュは、代々木、新宿、横浜などの都市部にハイセンスなコインランドリー『WASH & FOLD』を出店し、その店内で洗濯代行サービスを実施して話題となりました。洗濯物を回収や持ち込みで個人客から預かって、担当者が洗濯。終わると畳んで返すというサービスでした」 代行サービスが始まると、大手新聞社や出版社が相次
コードネーム「OSO(オソ)18」、別の名を「忍者グマ」と呼ばれる最凶ヒグマをご存じか。3年前に北海道で発見されて以降、65頭もの乳牛を殺傷しているシリアルキラーだ。神出鬼没で酪農などへの被害も深刻。なんとか退治しようと闘う地元民の前に立ちはだかるのは、意外にも同じ“人間”たちだった。北の大地で今、何が起きているのか。その実態に迫る現地ルポである。 【写真を見る】「OSO18」とされるヒグマ 巨体を思わせる足跡に注目 *** 「この目でOSOを一番最初に見ました。クマは自分より高いところにいる動物を強いと認識するらしく、自分とクマの位置が逆だったら、ほぼ間違いなく死んでいたと思います」 奇しくもクマを見下ろす格好だったゆえ、九死に一生を得たと振り返るのは、北海道標茶(しべちゃ)町の酪農家・高橋雄大さん(35)。2019年7月に、彼が最凶ヒグマと遭遇して以降、確実にOSOと断定できる個体を目
『アリエナイ医学事典』(三才ブックス公式オンラインショップより) 「なぜ一自治体の判断が、世界最大の通販サイトであるAmazonに影響を及ぼすのか?」「鳥取県で本を売ること自体、もはやリスクといえる」 三才ブックス(東京都)の『アリエナイ医学事典』『裏グッズカタログ2022』などの書籍3冊が今年2月、著者や出版社に知らされることなく通販大手Amazonのホームページから削除され、事実上、流通できなくなった。 3冊の編集を担当した三才ブックス『月刊ラジオライフ』編集部が中心になって、Amazon側に理由を問い合わせたところ、「鳥取県がこの3冊を有害図書に指定したこと」「有害図書を販売業者の所在地に関係なく禁止対象としていること」と回答があったのだという。三才ブックスは公式サイト上で、『月刊ラジオライフ』10月号に掲載されていた鳥取県やAmazonとのやり取りに関する経緯を掲載。同記事で冒頭の
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およそ20年に渡って旧統一教会の取材を続けている鈴木エイトさんが9月2日の大竹まことゴールデンラジオに出演。大竹とジャーナリストの青木理が、カルト問題を追う原点を伺った。 大竹まこと「これまで旧統一教会問題は、どんな風に取り上げていたんですか?」 鈴木エイト「僕が最初に旧統一協会と関わったのは2002年で、当時はブログなどに書くぐらいで、メディアに書くような仕事をするのはもっと後になります。実際に偽装勧誘をやっている現場に割って入ってやめさせたりとか、了解を得て偽装教化施設に入って、そうとは知らずに勉強させられている青年たちを救い出したりとか、そういう事をやっていました。」 大竹「その時代の勧誘はどういうものだったんですか?」 鈴木「基本的には街頭で「手相の勉強をしています」とか「青年の意識調査アンケートです」という形で、正体と目的を偽って声をかけて個人情報を聞き出し、「ビデオセンター」と
Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 感染症学会など2学会「塩野義製薬の飲み薬、緊急承認すべき」 医師らから「有効性が示されていない」と批判爆発日本感染症学会など2学会が、新型コロナに対する塩野義製薬の飲み薬「ゾコーバ」について国に緊急承認を求める提言を出し、医師たちから批判が爆発しています。厚労省の審議会で「有効性を示すデータが不十分」として継続審議となったばかり。提言を出した理事長は、この薬の治験にも関わっています。
栃木県下野市の石川信夫(いしかわのぶお)市議(65)=2期=が6月の同市議会一般質問で、LGBTなど性的少数者に関して「できたら静かに隠して生きていただきたい。その方が美しいし、社会に混乱が起きないと思う」などと発言していたことが2日までに分かった。 石川氏は質問で、性的少数者を含むカップルの関係を公的に証明する県のパートナーシップ宣誓制度の導入に反対の意思を示した上で「制度を設けて社会に認めさせることがいいのか大変疑問に思っている。後世に憂いを残す」などと主張した。 下野新聞社の取材に対し、石川氏は「苦しんでいる人がいっぱいいるのは知っている。それでも公的に認める必要はない。問題点に気が付いてほしくてあえて言っている」と話した。 発言を巡っては他の議員から取り消しを求める動議は提出されておらず、会議録に記載されている。 一方、ジェンダー研究に取り組む茨城大の清山玲(せいやまれい)教授は「
「科学者や医者たちの総意」を強く拒む人はいるものです。 最近では、新型コロナウイルスのワクチン接種について、世界中でそのような人たちが持論を述べてきました。 ところが、アメリカ・ポートランド州立大学(Portland State University)マーケティング学部に所属するニコラス・ライト氏ら研究チームは、それら科学に反対する人々は、自分の知識や能力を過大評価していると発表。 反科学の人たちは自分の知識が最高ランクだと信じているにも関わらず、テストを行うと、実際の知識は最低ランクだと明らかになったのです。 研究の詳細は、2022年7月20日付の科学誌『Science Advances』に掲載されました。 Science opponents believe their knowledge ranks among the highest, but it is actually among
まえがき 書庫の隅に積み上げてある本の中から、古めかしい一篇を取り出し、埃をはらって開示いたします。 「梅田地下オデッセイ」は1978年2月執筆、「SFマガジン」1978年5月号に掲載されました。その後、1981年2月発行の短編集『梅田地下オデッセイ』(ハヤカワ文庫JA126)に収録されました。 同書は、ハードSFの通例として初版のみで絶版となりましたが、この作品に関してはその後の「引き合い」が予想外に多く、宇宙SFを本領と自覚している作者にとっては驚きでもありました。特に大阪方面ではこの作品を覚えてくれている人は多いらしく、10年以上経った今も、たとえば梅田地下街でボヤ騒ぎがあるとコメントを求められることがあります。 現実の梅チカはその後大きく変貌し、特に執筆時点では、生きているうちに完成はしないだろうと予想していた「ダイヤモンド地下街」が完成し、作品の最後の場面に使用したあたりは、「北
ロシア軍占領下の都市や集落では食料事情が悪化しており「マリウポリでは住民が飢餓暴動を起こした」と報告されているが、その一方でウクライナ南部で略奪した農作物や穀物をクリミアに運ぶトラックが長い列を作っている。 参考:Майже 55% звернень жителів Херсонщини до ОВА стосуються потреби у їжі 参考:В Мариуполе произошел “голодный бунт” из-за нехватки гуманитарки – советник мэра 参考:Трасса на Крым заполнена грузовиками, набитыми украденным у украинцев – СМИ ウクライナ南部地域で住民の食料事情が悪化、その一方で略奪した農作物や穀物をロシア本土に運ぶトラックが長い列を作るロシア軍
京セラを一代で世界的な企業に成長させ、経営破綻した日本航空の会長として再建に尽力した京セラの稲盛和夫名誉会長が今月24日京都市内の自宅で老衰のため亡くなりました。90歳でした。 稲盛和夫氏は鹿児島市で生まれ、鹿児島大学工学部を卒業後、京都のがいしメーカーに就職し、1959年(昭和34年)に知人から出資を受けて、資本金300万円で京都セラミック、今の京セラを設立しました。 みずから開発した工業製品向けのファインセラミックスの技術をもとに事業を拡大し、一代で世界的な企業に成長させました。 現在の京セラは、電子部品や半導体部品などを製造し、年間1兆8000億円の売り上げがあります。 稲盛氏は、独特の経営手法として会社の組織を「アメーバ」と呼ぶ数人ずつの集団に分け、それぞれが事業の計画や目標を立てることで部門ごとの採算を高めたり、社員のやる気を引き出したりする「アメーバ経営」という手法を生み出しま
南中部沿岸地方フーイエン省で、アフリカ豚熱(ASF)ワクチンを接種した複数の養豚農家の豚100頭以上が接種から5~7日後に死亡したことが分かった。 問題のASFワクチンは、ナベトコ中央動物用医薬品[VET](NAVETCO National Veterinary)が製造し、農業農村開発省が6月上旬に市場流通を許可した「NAVET-ASFVAC」。 養豚農家によると、豚はワクチン接種後に食欲不振となり、高熱、皮膚の出血、嘔吐、血便などの症状がみられた後に死亡した。 フーイエン省では、8月上旬から豚のASFワクチン接種が始まり、これまでに595頭が接種を受けた。24日までに410頭に異常な症状がみられ、このうち4つの郡・町の24世帯の100頭以上が死亡した。 これを受け、同省農業農村開発局傘下の獣医支局はASFワクチン接種の一時停止を指示した。 関連機関は検体採取などを実施し、原因を究明してい
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