「クリーニング業は、きれいにするのが仕事なので、環境のことも考えたい」と、EM菌や無添加石けん、天然資材を使用し、化学物質に頼らないオーガニッククリーニングに切り替えたと話す長坂町の「有限会社うみの」(通称:クリーニングうみの)の海野和生代表は、「持続可能な開発目標」(SDGs)に取り組んでいる。 2年ほど前、中小企業の交流会の席でオーガニッククリーニングを知り、香川県のEMクリーニング研究会の勉強会に参加。化学物質による環境負荷や海洋汚染の問題から、安心・安全の世界規格を取得しているクリーニングへと切り替える決心をした。 「オーガニックは割高になるやEM菌という言葉のイメージがあって、オーガニッククリーニングをはじめるのに勇気が必要でした」と話す海野代表は、クリーニング業界でも、ハンガーの回収や仕上げカバーのビニールの軽量化によるごみの減量化が進んでいることを話す。 県下初となる「オーガ