ネット選挙の意義と期待 平井たくや氏は、自民党ネットメディア局長IT戦略特別委員長を務める人物。今回のネット選挙解禁について「3年前に1度トライして、今回2度目のチャレンジ。全員が賛成し、ルール作りをしたという意義は大きい」と話す。 平井氏の考えるネット選挙の意義は2つある。1つは、これまで公示・告示が始まると(候補者の)SNSなどでの情報発信をすべて止めなくてはならなかった。それが、ネット選挙解禁により、急停車しなくてよくなったということ。もう1つは、有権者が大手を振って、特定の候補を応援できるようになり、政治や選挙に参加しやすくなることだ。また、ネット選挙解禁に限らず、政治の世界にITを取り入れていくことについては「若い人の投票率を上げる、政治に参加する人を増やすのが何よりも大事」と話す。 民主党の田嶋要氏、共産党の佐々木憲昭氏も、ネット選挙解禁に大きな期待を寄せる。「今までは巨大新聞