コロナ禍を経て日本のキャッシュレスは大きく進展した。コード決済などが生活に定着しつつある中、現在急速な普及が始まっているのがタッチ決済だ。これは、カードを交通系ICのように“かざして”決済できる機能で、海外ではデファクトスタンダードになりつつある。 国内ではここ数年で普及が進み、新規発行されるクレジットカードのほとんどはタッチ決済に対応しており、店舗側もチェーン店を中心に対応が進みつつある。さらに電車やバスなどの交通系についても試験的な対応が進んでおり、カード1枚あれば移動から日常の買い物まで全てタッチで済ませられる状況が近づいてきている。 タッチ決済は各国際ブランドが利用できるが、国内において最も積極的に推進しているのがビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)だ。2023年4月1日に社長に就任したシータン・キトニー氏は、「日本の決済エコスステムは、最もスマートで最もパーソナルなものにな
2020年以降、関西では南海電気鉄道、泉北高速鉄道、九州では福岡市地下鉄、JR九州でクレカ決済の実証実験が行われており、南海グループは昨年12月にタッチ決済乗車サービスを正式導入している。 一方、JR東日本は昨年末から首都圏の自動改札機の更新に着手し、一部の通路にQRコード読み取り端末を設置している。コストのかかる紙(磁気券)のきっぷを廃止するため、QRコードの活用が注目されていることはたびたびニュースでも取り上げられているが、同時にタッチ決済が続々と導入されていることは、あまり知られていない。 タッチ決済が遅れていた日本でも1億枚を突破 今年4月には、前年から実証実験を行っていた江ノ島電鉄が、首都圏の鉄道事業者としては初めて正式にサービスを開始。万博を控えた関西では、今年夏に神戸市営地下鉄、大阪モノレール、神戸新交通(ポートライナー)が2024年春の導入を発表。そして11月2日には近畿日
Visaのタッチ決済に対応したカードの日本での発行枚数が、3月末に1億枚に達したことが発表されました。 その一方で、対面決済での利用率は20%未満にとどまるといいます。なぜ利用率は低いままなのか、背景を考察します。 日本での利用率は20%未満?最近、クレジットカードのタッチ決済への対応が進んでおり、カードの券面やお店のレジで「リップルマーク」を見かける機会が増えています。デビットやプリペイドも同様です。 タッチ決済に対応していることを示すリップルマーク(筆者撮影) Visa日本法人によれば、国内での発行枚数は1億枚に達したとのこと。Mastercardなど他のブランドもタッチ決済を推進していることから、さらに多くのカードが普及していると考えられます。 ただ、国内での決済端末は180万台を突破したものの、日本の対面決済における利用率は20%未満としています。海外ではすでに約6割がタッチ決済と
日本経済新聞のデジタル版に3月15日に掲載された記事で気になるキーワードが使われていた。 「Z世代、次は指輪型の1秒決済や顔認証 乱立のペイは敬遠」という記事の中で登場した「ペイ疲れ」 というキーワードがそれだが、記事によれば電子マネーやコード決済などさまざまな決済系サービスが乱立し、記事中でZ世代とされる主に25歳以下を指す世代の間で「ペイ疲れ」の声が聞こえるなか、「1秒決済」が可能な指輪型の決済デバイスや生体認証の活用が進んでいるというもの。 要は決済の場面でいちいちスマートフォンを操作せずとも支払える手段があり、それが若者世代で人気を博しているということらしい。ところでこの「ペイ疲れ」という話、本当に存在するのだろうか? 「ペイ疲れ」ってどういうこと? 記事では「ペイ疲れ」と一くくりに書かれているが、スマートフォンを使う決済手段は複数存在する。代表的なものにはApple PayやGo
>>8 ワイ「アッ…アッ…🥺」 店員「クレジットカードですか? こちらに差し込んでください」 ワイ「ウー😡」 店員「タッチですね、失礼しました」
接種証明書アプリ、ちゃんと使えた? iPhoneとAndroidで感じてしまう“格差”:ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(1/4 ページ) 経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、幾つものテック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット用語、テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。 ヤマー ワクチン接種証明書アプリようやく公開されましたね。 マツ 12月20日早朝、スポーツジムに行って戻ってきたら、自分が参加しているSNS(マストドン)が騒がしくて、接種証明書アプリのダウンロードが開始されたって話題で。行く前に確認したときにはまだ公開されていなかったから「ああこれは9時とか10時とかだな」ってのんびりしてたら。 ヤマー 私も朝起きたらタイムラインがにぎやかでした。松尾さん結構早くに記事出してましたよね。
KDDI、徳島バス、ジェノバ、アクアビットスパイラルズは10月15日、高精度位置情報を活用したバスの運賃支払いに関する実証実験を開始した。区間は徳島バスの鳴門郵便局前バス停から鳴門公園バス停で、期間は2022年1月31日まで。 高精度GNSS測位で取得したバスの位置情報と、ユーザーがバスの乗降車時に車内へ設置されているNFCプレートへかざしたスマートフォンの情報を組み合わせ、乗降車したバス停をクラウド上で判定して運賃を自動計算。バスの運賃は事前に登録したクレジットカードで支払えるため、キャッシュレスでのバス運賃支払いが可能となる。交通系ICカードと比べて初期導入コストや維持コストが抑えられ、アフターコロナを見据えたキャッシュレス化への課題解決に貢献できるとしている。
日本でも使えるお店や使う人が爆発的に増加し、ちょっと前までと比べてかなり浸透してきた感のあるタッチ(コンタクトレス)決済。 し・か・し!だいぶスムーズに使えるようになったとは言えど、未だ対応していてもすんなり使えないお店もまだまだ多く存在します。 そこで今回は、そんなタッチ決済を使う上でハードルが高い理由と「一発」で「スムーズ」に使うための伝え方をご紹介します。なお、この記事は簡易版をYouTubeに動画でもあげているので併せてご参照ください。 対応してても使えない!?簡単にいかないそのワケお店では対応してるとしっかり明記してあるけど簡単に使えない・・・使えないと断られ結局そのままカードで払ってしまった・・・ 未だ聞かれるこのようなお話、その理由は主に2つ挙げられます。 1.端末の処理方法の違い海外の決済端末においては、クレジットカードのみの運用であることが大半を占めることからクレジット支
FeliCaに対応、スマホが決済端末になる「Tap on Mobile」の可能性:モバイル決済で店舗改革(1/2 ページ) 店舗のキャッシュレス化を進めようとする中、課題の1つとして挙げられるのが決済端末の更新だ。これまで、現金のみのキャッシュレジスターだった店舗も、一部の電子マネーなどに対応していたレジの店も、キャッシュレス化を拡大しようとすると、それに応じた決済端末の導入が必要になる。 特に個店のような小さな店舗の場合、レジ周りが狭く、複数決済に対応したリーダーを増設するようなスペースがない場合もあり、導入に対するハードルが高い。そうした現状に対して、より手軽にキャッシュレス化、特にクレジットカード対応を可能にする「Tap on Mobile」「Tap to Phone」などと呼ばれるソリューションが登場している。 これは、スマートフォンをクレジットカードのリーダーとして扱い、タッチ決
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