「ahamo」のドコモ、経営統合のヤフーとLINE──“人口減少先進国・日本”で、勝機はあるのか:本田雅一の時事想々(1/3 ページ) ケータイ料金戦争の先にあるのは“土管屋”への未来か? NTTドコモの「ahamo」を皮切りに始まったケータイ料金の値下げ競争は、格安SIMといわれたMVNOのサービスにも大きな変革をもたらし、いよいよこの春から本格的な競争が始まる。 ケータイ料金の新たな競争は、見方を変えるとアンバンドル(ばら売り)の競争だ。ありとあらゆるサービスや保険がパッケージ化された旅行ではなく、必要な要素だけを個別に最安値で組み合わせて旅行するようなもので、本当に必要な部分(この場合はデータ通信容量だろうか)に予算を割り当て、それ以外を可能な限り削ぎ落とし、シンプルにする。 データ通信なんてものは、一定水準以上の質があるならば安い方がいいに決まっている。今や覚えている人も少ないだろ