東京都の南西部に位置する町田市。地図を見ると、半島のように神奈川県側に大きく突き出ている。東京都よりも神奈川県と接している部分の方が多く、「町田は神奈川県」だと勘違いする人も多い。それもそのはず。実は町田はかつて、神奈川県に所属していたのだ。ではなぜ、いまは東京都なのか。背景を探っていくと、当時の政治情勢が見えてきた。バスも新聞も電話番号も… 町田が神奈川県と間違われる理由町田が神奈川県に間
1945年に日本は終戦を迎えました。その前から東京の「通勤ラッシュ」は限界に達していたため、国は復興とともにこれを解決しようと試みたのです。 「脱・通勤地獄」プランは終戦前から作られた 東京都心の鉄道は、地下鉄を除けば昭和戦前期には概ね現在のネットワークが完成していました。大正時代、第1次世界大戦、関東大震災後の郊外化を背景に郊外私鉄が次々と開業し、沿線開発と人口増加が続きました。 その結果、東京府(当時)の人口は、1920(大正9)年の約370万人から1930(昭和5)年には約541万人まで急増。戦時体制に入ると軍需景気でさらに人口集中が強まり、1940(昭和15)年には約735万人にまで達しました。鉄道各線は通勤客で大混雑し、日本初の「時差通勤」が行われたのも、実は戦時中のことです。 拡大画像 1963年当時、混雑する新宿駅ホームと電車(画像:新宿区)。 しかし戦争末期、東京への空襲が
理容店の定休日は、昭和の初期まで、毎月7・17・27日とする所が多かったのですが、その理由には業祖・藤原釆女亮の命日(7月17日)に由来する説と、徳川家康の命日(4月17日)に由来する説とがありました。(これらの説については「髪結職篇」1をご覧下さい) 第2次世界大戦前後からは、現在と同様、月曜日を定休日とする所が多くなりましたが、その理由とは何だったのでしょうか。 ひとつには、普段働いている人たちの休日が土日に多く、当然、理容店を訪れるのも土日に集中します。そこで、お客さまの利便を図るため土日に営業し、月曜日を定休日としたということがあります。これは、月曜日を定休日としている公共の施設、例えば図書館や博物館・美術館などと同様の理由によるものです。 そして、もうひとつには第2次世界大戦前後の日本の社会的背景に由来する重大な理由がありました。その理由とは…… 第2次世界大戦前後の日本は、渇水
マッカーサーも常連だった!? 88歳「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」の伝説:週末に「へえ」な話(1/4 ページ) 数年ほど前から「レトロブーム」が続いている。若い人を中心に、厚底ブーツ、使い捨てカメラ、レコード、メロンソーダなどが売れているそうだが、個人的に気になっているのは、夜のネオン街にもレトロがあふれていることだ。 「昭和」感が漂う飲み屋をよく見かけるようになって、店内に入るとメニューであったり、流れてくる音楽であったり、ポスターに使われているフォントであったり、これでもかこれでもかといった感じで「昭和」をたたみかけてくるのである。 もちろん、これらは「昭和風」というか「昭和的」である。つまり、あの手この手の演出を加えることで、そこにいる客はノスタルジーを感じているわけだが、当時の建物をほぼそのままの状態で使っている飲食店を見直す動きがあってもいいのでは……。
ライオンの頭を無防備になで、ワニの口に笑顔で頭を入れる。ライオンに右手の中指を食べられてもまったく懲りる気配すらない。“動物愛”という枠を大きくはみ出した畑さんの生き方は日本中を魅了した。1980年に始まった「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」はあっという間に人気番組になり、平均視聴率は20%に迫った。 しかしTVシリーズは2001年に終了し、2000年代後半には北海道の中標津から東京のあきる野市に移転した「ムツゴロウ動物王国」も閉園。3億円とも言われる巨大な借金を抱えたが、それもあふれるバイタリティで完済し、現在は40年前に移り住んだ北海道の中標津にある大自然に囲まれたログハウスで生活している。
「台湾ラーメン」や「台湾まぜそば」など、日本の飲食業界を席巻しているピリ辛のそぼろ肉を使った「台湾風」の原点をたどると、名古屋市にある「味仙(みせん)」という店に行き着く。味仙の創業者であり、現在も経営の第一線に立っている郭明優さんは、日本で生まれ育った台湾人だ。そんな郭さんがどうやって「台湾にない台湾ラーメン」をつくり出し、全国に広めたのだろうか。 台湾人が日本に広めた味 日本における広義の中華料理は、外来の料理でありながら、その流入の行程は単一ではなく、主に中国北部、中国南部、そして台湾の三種類に分けられる。例えば、国民食となったギョーザは中国の北部で食べている「鍋貼」が源流で、中国東北地方の出身者や満州などで生活した日本人引揚者が持ち込んだと言われている。 一方、これも全国で人気のちゃんぽんは、九州の長崎に移民した福建出身者がもたらしたもので、モデルとなる料理は「湯麺」だったとちゃん
このツイートがホッテントリ入りしている。FF外から引用失礼します。 政府は「五輪をやりたい」んじゃなくて「中止という決断をしたくない」だけ、というのは慧眼で、もし心の底から一致して五輪をやりたいのなら、五輪前の適当な時期(たぶんGW)に全国に強力なロックダウンをかけてゼロコロナを実現していたはず。そのための法整備を進めていたはず。 — 中里十 (@nakazatomitsuru) 2021年4月27日 次のブックマークコメントを投入したら、はてなスターをたくさん頂きました。ありがとうございます。 中里十 on Twitter: "政府は「五輪をやりたい」んじゃなくて「中止という決断をしたくない」だけ、というのは慧眼で、もし心の底から一致して五輪をやりたいのなら、五輪前の適当な時期(たぶんGW)に全国に強力なロックダウンをかけてゼロコロナを実現していたはず。そのための法整備を進めていたはず。
渋谷のマンホールに「大東急」解体後も残る、大東急時代の東急社章(2008年) 大東急(だいとうきゅう)とは、陸上交通事業調整法による戦時統制下の東京急行電鉄[注釈 1]を指す言葉[2]。五島慶太がその総帥[2]。 概要[編集] 1942年(昭和17年)、東京横浜電鉄[注釈 2]は陸上交通事業調整法の趣旨に基づき、同じ五島慶太が経営していた小田急電鉄および京浜電気鉄道を合併[3]。さらに、1944年(昭和19年)には京王電気軌道を合併[4]。また1945年(昭和20年)には子会社で経営基盤が脆弱であった相模鉄道の経営を受託[5]。その営業範囲は東横の元々のテリトリーであった東京市南西部および川崎・横浜に加え、八王子や町田・府中など東京多摩地域の中央本線より南側や、小田原・横須賀など神奈川県の大部分に及ぶものとなった[4]。大東急時代の鉄道路線は、現在の東急電鉄のものに加え、京王電鉄・小田急電
頭がおかしくなりそうなのでしたためておく。 私は医療職に従事している人間である。看護師だ。 専門職ではあるものの、この歴史に刻まれるであろう混乱の中で私の有する専門性や経験値など紙切れ以下の価値もない。現状、私は「たまたま医療職に従事している一般人」であり、これは専門性を有する人間からの警告などではなく、ただならぬ混乱に巻き込まれた一般人の雄叫びである。 そのように受け止めてほしい。 私が勤めているのは首都圏の「けっこう大きな病院」である。今回の新型コロナウイルス感染症騒動の初期も初期から感染症対応病床で患者を受け入れていた。まあ来るよね、としか思わなかった。2カ月半前、もう遠い昔のように思える。 その後も、どこかで集団感染が発覚する度にそこから患者が運び込まれてきた。そのことに関して誰も動じたりはしない。みんなそれなりに、「けっこう大きな病院」に努めている自負みたいなもんも持っていて、周
この項では、日本の首都(にっぽんのしゅと、にほんのしゅと)について解説する。 現在、日本の首都は東京都と認識されている。現行の法令には「首都圏」の定義は存在するが(首都圏整備法)「首都」についての定義はなく、また過去においても「首都」という明治以前には一般的でなかった語と伝統的な用語である「都」「京」との関係について明確にされたことがなく、「日本の首都」という語そのものについて議論がある。 概要[編集] 日本の法令で初めて「首都」の語を用いたのは1950年(昭和25年)に制定された「首都建設法」(昭和25年法律第219号)だが、同法は1956年(昭和31年)に廃止されており[1]、現行の法令で「首都」について直接的な表現を用いて定めるものはない[2]。同法の第12条には「東京都が国の首都であることにかんがみて」とあり、東京都が首都であると明記されていた。 首都建設法を引き継いだ「首都圏整備
渋谷・新宿・池袋・表参道などの華やかな街。そこには「生」のエネルギーがあふれ、「死」とはもっともかけ離れた場所に見える。 だが歴史上、死は街のすぐそばにあった。戦争・災害・事件・事故などで、あっけなく人々の未来を奪い去った。 その教訓を次代に伝えるために、街には慰霊碑がある。だが現代の喧噪の中に埋もれ、顧みられることも減った。 しかしそれらは、「生きることは、当たり前ではない」という、ものすごく当たり前だけど大事なことを教えてくれる。 埋もれた街の歴史を掘り起こすと、華やかなオモテ側から隠れた、ウラ側が見えてきた。 ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラーメン、競馬が好き。(動画インタビュー) 前の記事:平成を代表する商品を「バーコードバトラー」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く