総務省は通信業界を変えたのか? 14年間の政策を見直し、愚策は撤廃すべき:ITmedia Mobile 20周年特別企画(1/3 ページ) 「アレのせいで、ドコモや総務省との交渉が一切ストップしてしまった」 と、ぼやくのはMVNO関係者だ。「アレ」とは文春砲のことであり、NTTと総務省による接待報道によって、関係者たちが打ち合わせをできずに困っている状態に追い込まれているのだ。 実際、OCN モバイル ONEの新料金プラン発表も本来であれば3月12日にオンラインで開催されるはずが、諸般の事情により延期。最終的にはリリースだけが配信されるだけとなった。業界内では「文春砲の影響か」と見る人が多い。 接待報道で最も衝撃的だったのが、谷脇康彦総務審議官の辞職だ。谷脇氏といえば、日本の通信行政を代表する「顔」のような存在であった。 2007年の「モバイルビジネス研究会」でも今と同じ議論 今から14年
会社でフルリモート体制が築かれるにつれ、各スタッフの自宅の回線などについての相談を受けることが増えてきました。ということで、筆者 sorah の見解として 2020 年の NTT フレッツ光網について、主に通信速度や輻輳についての問題を理解するための背景と仕組みを説明しようと思います。 理解が間違っていたら教えてください。なるべく総務省や NTT の資料からソースを集めてきた上で説明していますが、出典不明の情報も混ざっているかもしれません。できるだけ具体的な出典を文単位で示していますが、複数の資料に渡る複雑なトピックに関しては文末に纏める形になっています。 技術的な意味での細かい解説よりも複雑な事情や背景の説明が中心です。フレッツ光とか NGN とか IPoE とか IPv6 とか v6 プラス・アルファみたいな言葉を聞いて、なんでそんな難しいんだと思った人も多いんじゃないでしょうか。エン
■ 優良誤認表示の「通信の最適化」(間引きデータ通信)は著作権侵害&通信の秘密侵害、公正表示義務を まえがき 3年前、「通信の最適化」でついに事故が発生し、炎上したことがあった。しかし、当時はまだこの問題への世間の理解が浅く、問題提起しても、天才プログラマの清水亮から「ピュアオーディオを有難がる宗教法人と大差ない」とか「トラブルはアプリ書いた人の能力の問題」などと小馬鹿にされる始末だった。川上量生は「どこが通信の秘密なんだよ」とひたすら独り言を続けていたし、ガラケー全盛期に名を馳せたケータイジャーナリストの面々もろくに動く様子がなかった。 ハッハッ、見ろ!第1種電気通信事業がゴミのようだ!! #通信の最適化(), 2015年6月 「通信の最適化」に関する高木浩光氏の見解, 2015年7月 kadongo38氏「日本の通信事業者よりAppleやFacebook, Google の方が問題」,
ここから、DevとOpsが協力すればより効率的になる=DevOps、という言葉が生まれました。 当時は大企業においてはDevとOpsが分かれていることが当たり前だったのです。そして、大企業における当たり前が、当たり前ではないことに気付き始め、DevOpsを実現するためのツールができ始めたころでもあります。 ではなぜ、大企業ではDevとOpsが分かれているのが当たり前だったのでしょうか? ハードウェアの時代その昔、産業の主役はハードウェアでした。 そのため、多くの企業はハードウェアを作ることに対して最適化が行われました。 ハードウェアには研究開発、製造、運用サポートといった大きな区分けが存在します。そして、それぞれの仕事において要求する人材レベルは異なります。 加えて、大量生産された製品の運用サポート(設置作業員、サポートセンタ)には、大量の人員が必要になってきます。 したがって、組織を研究
携帯電話ブランド変遷史 The history of cellular phone carriers in Japan 『ツーカーってあったよね』 『ああ、今のソフバンだよね』 『えっ、auでしょ? (何言ってんの?)』 『あれ、そうだっけ? (はぁ?? 意味不明)』 みたいな会話をした覚えはありませんか? 実は、携帯電話会社のブランド名は、地域によってけっこうバラつきがありました。 結論から言えば、 『ツーカー』と呼ばれる携帯電話ブランドは、2つ存在した 『ツーカー』と呼ばれる携帯電話ブランドは、地域によってソフトバンクになったり、auになったりした のです。 その原因には、いろいろな会社の、さらには国家間同士の様々な思惑が絡んでいました。 では、30年ほど歴史をさかのぼってみましょう。 目次 contents NTT独占の時代から第2陣の参入まで そして、第3陣の参入 J-PHONEの
Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi 解説 メール受信には90年代からAPOPプロトコルが使われてきた。これは、パスワードを生で送信せずチャレンジレスポンス方式でMD5ハッシュして送信するもので、ネットワークが盗聴されても大丈夫なものとされてきた。そのため、メール送受信にSSLを使わないのが普通という時代が続いた。 2014-12-09 03:40:07 Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi 公衆Wi-Fiの普及で盗聴リスクが高まり、メール送受信にもSSLをとの機運が高まり、メールソフト側の対応も済んでいたのに、日本のISPはなかなかSSL化を進めなかった。彼らの言い分は、メールはどのみち暗号化されずに流れるし、パスワードはAPOPで保護されているというものだった。 2014-12-09 03:45:03 Hiromitsu Ta
取材に行ってから多少時間が経過してしまったのですが、NTTフレッツ網で、いわゆる閉域網IPv6が提供された経緯に関して、NTT東日本さんに伺ってきました。 取材前には全く予想していなかったのですが、その理由としては、マルチキャストの存在が非常に大きかったようです。 以下、取材内容です。 Q: フレッツ網でユーザセグメントに対して、「外とと繋がらないIPv6」が最初に提供されたのは2004年のフレッツ・ドットネットがあり、その次がNTT西日本のフレッツ・光プレミアムだと思うのですが、それは正しいですか? 参考:NTT東日本 2003年12月18日:「FLET'S.Net(フレッツ・ドットネット)」の提供開始について フレッツ・ドットネットの提供を始めた時は、フレッツ・ドットネットに契約をすればRAがユーザセグメントに流れるというサービス仕様でした。 そういう意味では、フレッツ・ドットネットの
本日9月28日、ソフトバンク孫正義社長の後継者を養成する機関であるソフトバンクアカデミアの第2回の公開講座が行われました。 多くの具体的な事例があげられ、いままで語られることが少なかった失敗の事例なども多く含まれ、非常に興味深い内容であり、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思い、書き起こしを行いました。 USTREAM録画 ソフトバンクアカデミア公開講義 聞き取れなかった部分や、聞き間違いなどあるかと思います。ぜひご指摘をお願いします。 続きを読む前に応援クリックお願いします! みなさんこんにちは。 今日はソフトバンクアカデミアの公開講座ということで、本当に全国のいろんな遠いところから、わざわざ多くの人が集まっていただきまして、本当にありがとうございます。 既に社内の、グループ内の人間、1000名ぐらいの中から厳選して、ソフトバンクアカデミアの講義がはじまってますけれども、大変熱心に、一生
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