日本発のコンピュータOSで世界シェアの約60%を占めるものがある。1984年にプロジェクトが開始された、組み込み型OS「TRON」だ(現在、正式にはT-Kernel)。このTRONを発案・牽引してきたのが東洋大学の坂村健教授だ。現在のIoTの先駆けとして国際電気通信連合(ITU)の「ITU150周年賞」も受賞している。未来をいちはやく構想してきた坂村氏に、世界に広がった理由などを聞いた。(ジャーナリスト・森健、撮影:塩田亮吾/Yahoo!ニュース 特集編集部) コンピュータを動かす基本的なシステム=OS(オペレーティング・システム)というと、Windows、macOS、あるいはスマートフォンのAndroidやiOSなど「情報処理用OS」が頭に浮かぶだろう。だが、名前こそあまり知られていないが、世界中の多様なコンピュータに関わる日本発のOSがある。「TRON」だ。「組み込み型OS」というタイ
Toyota Unintended Acceleration and the Big Bowl of “Spaghetti” Code | Safety Research & Strategies, Inc. O'Reilly Radar で知った記事だが、この記事自体は2013年、トヨタがオクラホマ州での急加速を巡る訴訟で和解した後に書かれたものである。 この記事で面白いのは、Michael Barr が20ヶ月以上にわたりトヨタ車で使われているソースコードを、Philip Koopman カーネギーメロン大学教授がトヨタのエンジニアリングの安全プロセスを精査した話で、両者ともトヨタのソフトウェアがスパゲッティコード山盛りなことを証言している。 トヨタの生産方式はアジャイル方面においてソフトウェア開発手法に多大な影響を与えている。ところでそのトヨタが開発するソフトウェアの品質はどうなんだ
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