英Telegraphによると、イギリス総選挙の前に国会議員のWikipediaのページが編集されていたことが判明したそうだ。不都合な部分の編集の形跡がある議員は保守・労働党の両方かつ多数に及んでいるという(the Telegraph、ibtimes、Slashdot)。 選挙前に削除されていたという内容は、同性婚への反対を表明していた過去や詐欺事件への関与、セックススキャンダルなど。具体的には元保守党大臣Stephen Hammondの公用車問題や労働党のJoan Ryanの自宅改装資金流用問題、Gordon Birtwistleの同性愛反対項目の削除などだ。その代わりに、評価を高めるような記事へのリンクを貼る議員もいたようだ。こうした編集はお粗末なことに議会内のコンピューターから行われていたという。