●日銀の金融政策変更の思惑で、円高進行・日経平均下落 ●三菱UFJが逆行高、既視感 ●ローソンがストップ高 ●リオープン・消費関連株の利益回復期待が高まる ●2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの株トレ 日銀の金融政策変更の思惑で、円高進行・日経平均下落 12日の日経平均株価は、前日比259円安の3万1,943円でした。日銀(日本銀行)が、長期(10年)金利の上限を0.5%とするイールドカーブコントロール(YCC)政策を近く変更し、長期金利の上昇を容認するという思惑が広がり、為替市場で一時139円台まで円高が進んだことが嫌気されました。 日経平均とドル/円為替レートの動き:2023年1月4日~7月12日 6月まで、日銀はYCC政策をなんとしても堅持し、長期金利の上昇は許さないと見られていました。FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げ継続方針を強調する中、日銀が大規模緩和堅持を強