「おはようございます、カンボジア国立銀行です」 2016年12月、会社でパソコンを開くと、SNSに1通のメッセージが届いていた。 読んでみると、それは「世界初となる中央銀行が発行するデジタル通貨(CBCD)の開発を手伝って欲しい」という内容だった。 「いやいや、よくある『1億円あげます』みたいな詐欺じゃないの?」 だが、半信半疑で現地を訪れると、待ち合わせに指定された場所は確かに写真で見た中央銀行だ。それから全力で開発に携わると、はや4年が経っていた――。 ◆ 日本ベンチャーがつくった世界初の中銀デジタル通貨「バコン」 カンボジアは2020年10月、先進国に先駆けて、中央銀行が発行するデジタル通貨「バコン」の運用を開始した。 米国IT最大手との戦いに勝ち抜き、最先端の中銀デジタル通貨を完成させたのは、創業わずか6年の日本のベンチャー企業「ソラミツ」だ。社員数は約100人という、少数精鋭部隊
【重要なお知らせ】一部サービスでのクレジットカード情報の新規登録および変更の終了のお知らせ(2020年11月12日(木)更新) いつも楽天Edyをご利用いただき、誠にありがとうございます。 2020年7月29日(水)に掲載しておりました『ユーザー情報の新規登録終了のお知らせ』の中で、「楽天Edy」のご利用やサービスが終了するというような誤解を招く表現がございました。 上記につきまして、2020年11月6日(金)に本サービスに関する内容を更新しましたが、該当サービスの終了日時に変更がございます。更新箇所は赤字で表記しております。(2020年11月12日(木)更新) 【変更前の終了日時】2020年11月18日(水) 午前2:00頃 【変更後の終了日時】2020年12月16日(水) 午前2:00頃 以下に本サービスに関する内容を更新・再掲いたします。 【訂正後】 現在、楽天Edyでは、クレジット
JR東日本が、駅ビルやエキナカ(駅構内のショッピングサイト)における電子マネー対応を強化。Suicaを始めとする「交通系電子マネー」以外のFeliCaを使った決済に順次対応する。 東日本旅客鉄道は(JR東日本)は2020年春以降、子会社であるビューカードやJR東日本メカトロニクスと連携し、駅ビルや駅構内の店舗における電子マネー対応を強化する。店舗に設置するICカードリーダライタ(R/W)を複数の電子マネーに対応するものに置き換え、同社の「Suica」を始めとする交通系電子マネー(※)以外にも門戸を広げる。 ※ スルッとKANSAIが発行する「PiTaPa(ピタパ)」を除く 新たに対応する電子マネー 今回の取り組みで利用可能になる電子マネーは以下の通り。いずれも、FeliCaを利用した非接触決済サービスだ。 iD(NTTドコモ) QUICPay/QUICPay+(ジェーシービー) nanac
楽天の強みは「決済のパーツがそろっていること」 楽天ペイメント中村社長に聞く:モバイル決済の裏側を聞く(1/4 ページ) コード決済を中心に、モバイル決済サービスは乱立の様相を呈している。こうした中、モバイル決済業界では古参に当たる楽天は、どんな戦略を描いているのか。2019年4月1日に誕生した楽天ペイメントの中村晃一社長にお話を聞いた。 日本におけるスマートフォンを使った「キャッシュレス決済」の第2幕が開かれつつある。QRコードやバーコードを使った、いわゆる「コード決済(アプリ決済)」の日本での口火を切ったのは2016年5月にサービスを開始した「Origami Pay」だが、「LINE Pay」や「楽天ペイ」などの参入に続き、2018年には次々とニューカマーが登場したことで、さながら「○○Pay」の怪獣大決戦のような様相を呈してきた。 2019年前半には銀行各社の新サービスの他、さらには
電子商取引大手の楽天が、米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」で電子マネー「Edy(エディ)」の決済サービスを来年にも始める方向で検討していることが2日、分かった。 アイフォーンに対応した初の電子マネーサービスとなる見通し。スマホ市場の中でも突出した人気をみせるアイフォーンのユーザーを取り込むことで、自社が運営するエディのサービス利用者を一挙に増やしたい考えだ。アイフォーンは、決済情報をやりとりするための非接触ICチップを搭載していないため、そのままでは電子マネーを利用できない。 このため楽天は、アイフォーンに標準搭載されている近距離無線通信規格「ブルートゥース」を使用する新たなエディ決済のアプリ(応用ソフト)を提供する方向。今後の検討によっては、アイフォーンに装着する非接触ICチップ内蔵の決済装置を商品化することも視野に入れている。できる限り、
おサイフケータイを利用するときに覚えておくと、ちょっとだけおトクなキャンペーン情報をまとめて紹介する「おサイフケータイでトクをする」。いよいよ目前に迫ったEdyのブランド変更を前に、お得なキャンペーンに応募漏れがないかチェックしよう。 おサイフケータイを使うと、現金で払うよりちょっとおトクな情報をお届けする「おサイフケータイでトクをする」。今回は、6月1日に社名をビットワレットから楽天Edyに、サービス名を「Edy」から「楽天Edy」に変更するEdyのキャンペーンが注目だ。誕生記念キャンペーンを始め、定番となっている新規登録にともなうキャンペーンやチャージに応じたキャンペーンなど、多数のキャンペーンが用意されている。 Edyといえば、おサイフケータイの黎明期から非接触ICを使ったプリペイド型の電子マネーサービスを提供してきた老舗ブランドだ。そのEdyサービスを提供するビットワレットは、20
フェリカネットワークスが提供するAndroidスマートフォン向けの「おサイフケータイ」アプリがバージョンアップ。見やすさと分かりやすさを改善したほか、新たに残高確認機能なども用意した。 フェリカネットワークスが、おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォン向けに提供している「おサイフケータイ」アプリがバージョンアップした。まだアップデートされていない場合は、手動でバージョンアップをすれば最新版に更新できる。 おサイフケータイアプリは、おサイフケータイ機能の初期設定を行うほか、おサイフケータイ情報サイトや利用中の電子マネー/会員証アプリへのショートカット、おサイフケータイ対応サービスへのショートカットなどを表示するアプリ。サービスを利用していれば対応アプリを起動し、利用していなければアプリのダウンロード画面に誘導する機能を持つ、Androidスマートフォンでおサイフケータイを利用するた
あっという間に当サイト一の人気エントリとなった前回のSuica内蔵エントリに続いて、iPhoneへEdyを追加して内蔵してみました。 複数のFeliCaチップの可載性について FeliCaチップ搭載のICカードは、異なる種類(属性)のカードを3枚まで重ねて使用することができる〝アンチコリジョン〟に対応していることがあります(※参考)。アンチコリジョン対応カード(たとえばSuica)と非対応カード(同Edy)が重なっている場合、それぞれのカードの発振時間が異なるためにリーダーがそれぞれを検出できることがあります。たとえば以下のような組み合わせ例があります(※必ずしもこの組み合わせで使用できるというわけではありません)。 エラーの起きない例 Suica+Edy+nanaco(QUICPay) Suica+WAON+社員証(電子マネー非搭載) エラーの起きる例 Suica+PASMO+Edy P
楽天は11月5日、電子マネー「Edy」を運営するビットワレットと資本提携し、電子マネー事業に本格参入すると発表した。ビットワレットは楽天が連結子会社化する。 今年末にビットワレットが第三者割当増資を実施し、楽天が約30億円を引き受ける形でビットワレット株式の過半数を取得する予定。楽天は取締役を1人派遣する。ビットワレットの現在の株主は、ソニーファイナンスインターナショナル(20.75%)、NTTドコモ(14.77%)、ソニー(12.76%)など。 両社は2007年12月、Edyと「楽天スーパーポイント」の連携などによる共同マーケティングの展開で業務提携した。楽天はイーバンク銀行を連結子会社化するなど決済ビジネスの強化を進めており、楽天の顧客基盤とEdyを組み合わせ、電子マネー事業を本格展開する。 ビットワレットは電子マネー運営の先駆けだが、09年3月期は経常収益45億円に対し純損益が57億
電子マネーパイオニアの苦境――ビットワレット「Edy」の今:10期連続赤字は免れるか?(1/5 ページ) カードやおサイフケータイをかざしてお金を払う、非接触IC・FeliCaを利用した電子マネー。ここ1~2年で電子マネーは本格的に普及が進んでいるが、その先駆けである「Edy」を運営するビットワレットは9期連続赤字と苦しい経営が続いている。 電子マネーの普及が進んでも黒字化が難しいのはなぜか。ビットワレットはどのように黒字化を目指すのか――ビットワレットCSO(最高戦略責任者)の宮沢和正氏に、同社の現状と今後を聞いた。 最も普及している電子マネー、Edy パイオニアだけあって、Edyは“もっとも普及している電子マネー”である。2009年6月にはカードとおサイフケータイを合わせた累積発行件数5000万件を突破※、これは電子マネー対応Suicaの発行枚数(2710万枚)はもちろん、PASMOを
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