参加者が「密」になっている状態がネットで報告され、大炎上している音楽フェス「NAMIMONOGATARI」。開催場所となった愛知県の大村秀章知事が8月30日に記者会見で抗議し、 「こういうことであれば、『これが最後。終わり』ということになります。今後、やってもらっちゃ困る」 と、同イベントに二度と県内の行政関連施設を利用させない意向を表明した。 大村知事は、フェスの開催場所が海岸だということをふまえ、「(ある程度大きな海岸は)公共のスペースになると思いますが、それはもうお貸ししません。県管理だけじゃなくて、市町村にもやめてもらいます。こういう方は信用できませんので。この事業者の海浜コンサートはやめていただくということであります」と語気を強めた。 知事もびっくり「ネットを見ていて、なんじゃこりゃ」フェスが終わった29日夜、「ネットを見ていて、なんじゃこりゃと思った」と打ち明けた大村知事。イベ
愛知県常滑市にある県の施設で土日に行われた音楽イベントで、新型コロナの感染防止対策が守られていなかったとして、大村知事は「極めて遺憾だ」と話しました。 愛知県によりますと常滑市にある県の国際展示場の野外会場で、29日(日)に音楽イベントが行われました。8000人の来場が見込まれていました。 「ネット等の投稿画像によれば、ステージ前では適切なソーシャルディスタンスは確保できていなかったのではないか。極めて問題であり遺憾だと伝え、厳重に抗議の意を表したい」(愛知県 大村秀章知事 30日午前の会見) イベントの前に愛知県の担当者は主催者側に酒類の提供自粛や感染防止対策をとるよう伝えましたが、一部が守られていなかったということです。 大村知事は、今後、このイベントに愛知県の施設を使用させない方針を示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で苦境に陥っている音楽業界を支援するため、愛知県は2021年4月から1年間、コンサートの主催団体を対象に、同県常滑市の県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」の会場利用料を全額、県負担とする方針を固めた。利用は1業者につき1回限り。コロナ対策で会場利用料を都道府県が全額負担するのは全国で初めてとみられる。 関係者によると、プロのミュージシャンらのコンサートの主催団体が対象。ホール利用料に加えミュージシャンの控室として利用される会議室や光熱費など経費すべてを県が負担する。コンサートは準備などを含め、会場を三〜四日借り切って開催するケースが多い。七千五百人程度を...
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