WWDCには世界中から幅広いアプリ開発者が集まる。ゲーム開発者もいれば、Webサービスの開発者、教育機関や企業にiPadを導入している人もいれば、人々の人生そのものを変える壮大な取り組みをしている開発者もいる。例えば、今回の基調講演で流れたビデオでは、耳の聞こえない人に振動ストラップを巻き付け、音楽の楽しみを教える「ルドヴィヒ・プロジェクト」が紹介された。 数千人におよぶ現地参加者も、それをはるかに上回るオンライン視聴する開発者も興味の対象は千差万別だが、それぞれの開発者に少しでも多くの“引っかかり”を見せようとしたのが、講演時間が劇的に長くなった理由だろう。 すぐには書けないと、カリフォルニアのワインと食事を堪能して一晩寝て、スッキリしたところ、頭の中が整理され、開発者ではない一般ユーザーに伝えるべき「アップルの次のチャプター」への流れがおぼろげに見えてきた。それは、まさにアップルの「次
昨年のIFAで、ソニーの平井一夫社長兼CEOは、多くのユニークな新製品を投入した。ユーザー体験レベルの引き上げを重視した高付加価値商品への注力と、“ベストオブソニー”を集めた「Xperia Z」シリーズを中心に据えた経営資源の集中という方針を商品ラインアップで示したのだ。社長に就任し、直接手をかけた製品が登場し始めてから1年が経過した現在、平井氏は現在のソニーをどのように捉えているのか。記者会見翌日に平井氏とソニー・ヨーロッパの玉川勝社長を取材した。なお、取材は複数の記者により共同で実施されたものだ。 ――発表会では、欧州におけるテレビの売上げが70%伸びたと発表されましたが、この70%とは何に対する数字なのでしょうか。また、伸びた理由として、ソニー独自の高画質、高音質化技術が消費者に浸透したという話がありましたが、ユーザー体験重視の商品開発がソニーの存在感を高め、業績へと反映された例を教
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