<ネット通販市場の限界、政府規制と貿易戦争......中国IT の風雲児ジャック・マーが感じた「潮時」> 馬雲(ジャック・マー)といえば中国ビジネス界の超大物。英語教師を務めていたが、ネット通販最大手アリババ・ドットコムのカリスマ創業者となり、アマゾン・ドットコムの創業者ジェフ・ベゾスの中国版とも呼ぶべき存在に上り詰めた。 そんな中国の起業家精神を象徴するマーが、来年9月にアリババの会長を退任すると表明した。このニュースは投資家を驚かせただけではない。中国に築いた輝かしい地位を投げ出す理由は何なのかと、さまざまな臆測を呼んでいる。 マーが語った退任の理由を軽く考えるべきではないだろう。推定380億ドル以上の資産を持つ54歳の大富豪は、退任後は慈善活動、特に教育事業に時間と精力を注ぐという。中国の教育環境を向上させるのは結構だが、この言葉を額面どおりに受け取るわけにはいかない。優れたビジネス
GitHubリポジトリで8000スター獲得、人気OSS「Boostnote」オープンソース化の軌跡 GitHubリポジトリで8000スターを獲得しているプログラマ向けノートアプリのBoostnote。グローバルな開発コミュニティを築き上げた経緯についてインタビューしました。 Boostnoteというアプリをご存知でしょうか? こちらはElectronで作成されたデベロッパー向けのノートアプリ。実は海外ではとあることでとても有名なアプリなのです。 なんと企業が事業として開発しているアプリにもかかわらず、コードをすべてオープンソースとしてGitHub上に公開しているのです。海外を中心に注目度は高く、世界中のコントリビューターがBoostnoteに携わっています。現在、GitHubのスター数が8000を超える人気のOSSとなっています。 Boostnoteはどのようにグローバル展開とし、どのよう
スマホ決済アプリ「アリペイ」の中には、支払い履歴などから算出した社会信用スコア「芝麻信用」の機能がある。700点以上で優良と言われる芝麻信用で、750点をキープしているブロガー楓中聴風氏は、普通の人でもアリペイを使えば高得点が得られるという文章を公開し、話題になっている。 5つの観点で、個人の信用度が評価される芝麻信用 スマホ決済「アリペイ」の中には、社会信用スコア「芝麻信用」の機能がある。これは決済履歴などからその人の信用度をスコア化したもので、何か行動するたびに少しずつ上下する。芝麻とはゴマのことで、ゴマ粒のように積み重なっていく信用スコアという意味だ。 最低は350点、最高は950点で、主に5つの観点で個人の信用度が評価される。 1)身分特質:社会的ステイタスや高級品の消費など 2)履約能力:支払い履行能力 3)信用歴史:クレジット履歴 4)人脈関係:交友関係の社会信用スコア 5)行
5月10日、アリババで102組の合同結婚式が行われた。ジャック・マー会長は、自分で考案した神父のような服装で現れ、祝辞を述べた。今年で14回目になるアリデーは年々盛況になっていると浙江24時が報じた。 アリデーで102組の社員が合同結婚式 5月10日は、アリババ社内で「アリデー」と呼ばれるイベントが行われる。そのメインイベントは、社内結婚式だ。アリババ社員102組がこの日に合同結婚式をあげ、ジャック・マー会長が神父のような服装で現れ、新郎新婦を祝福する。102組の新婚夫婦は、アリババ特製の結婚証明書にサインをする。その証明書には「80年間有効」と書かれている。つまり、80年間は離婚をすることができないという意味だ。 ▲ジャック・マー会長は、自分で考案した神父のような服装で登場して、新婚夫婦に祝辞を述べた。 ▲アリデーは今年で14年目。今年も102組の社内結婚夫婦が合同結婚式を行った。 家庭
アリババやファーウェイは高給であるものの長時間労働という話が広まっている。それは本当なのか?WeChatのグループ「プログラマーの家」は、メンバーがアリババなどの社屋の前に張り込むという方法で、残業実地調査を行った。すると、やはりみな深夜まで働いていて、恋愛する時間が取れないことに悩んでいると游游君が報告した。 会社の前で張り込んでみた アリババ、ファーウェイなどのIT企業は、どのくらい残業をしているのか。簡単に調べる方法がある。本社の前で見張って、何時頃、灯りが消えるのかを記録すればいいのだ。 WeChatの「プログラマーの家」と呼ばれるグループで、この話題がでると、「じゃあ、手分けして写真を撮ってこよう」と盛り上がり、実際に調べてにいった人が撮影した写真がアップロードされた。 アリババ社員の帰宅が始まるのは午後9時半 杭州市にあるアリババ本社では、午後8時前になっても、ほとんどすべての
一部の富裕層にアリペイ離れの現象が見られるという。アリペイの理財商品である余額宝の利回りは4%台。まとまった資金を持っている富裕層にしてみれば、余額宝よりも利回り7%台の銀行の理財商品の方が魅力的だからだと今日頭条が報じた。 アリペイのもうひとつの魅力「余額宝」 アリペイは、アリババが運営するQRコード方式スマートフォン決済で、都市部であればほぼどの店でも使えることから、街中の対面決済の主流な手段となっている。都市部で現金で決済する人は相当珍しい状況だ。 しかし、多くの中国人がアリペイを利用するのは、この決済機能だけではなく、金融機能にも魅力を感じている。 ひとつは、余額宝と呼ばれる理財機能。余額宝に入金をしておくだけで、4%以上の利子がつく。しかも、いつでも1元単位で引き出すことができるので、多くの人が給料をもらったら、限度いっぱいまで余額宝に入金してしまい、その日使う分だけを引き出して
中国のインターネット産業は同国の若者にとって憧れの花形産業だ。そのトップに立つのが「バイドゥ」(Baidu、百度)のB、「Alibaba、アリババ」(阿里巴巴)のA、「テンセント」(Tencent、騰訊)のTの頭文字をとった「BAT」3社……だった。 バイドゥは北京に本社がありサービスの柱は検索サイト、アリババは上海の隣、浙江省の杭州に本社があり、サービス柱はECサイト、テンセントは香港の隣の広東省深センに本社のあるSNSがサービスの柱となっている企業だ。 3つの異なる地域で、3つの業種のネット企業が中国を舞台に覇を争った「ネット三国時代」という状況だった。 そのバランスが大きく崩れつつある。 バイドゥが大きく落ちて、アリババとテンセントの2強状態となっている。あるいは、バイドゥに追いつきつつあるECサイトの「京東」(JD、ジンドン)を加えてBAT+ジンドン、ないしは「華為技術」(Huaw
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く