ラリー遠田 平成が始まってしばらくは、ネタ・コント番組が主流だったんですよね。それがだんだん終わって、『めちゃ×2イケてるッ!(平成8〜30年)』のようなロケバラエティが出てきた。そこから、お笑いバラエティの作りがちょっと変わったんですよね。 中島優 『めちゃイケ』も、初期はコントやってたんですよね。でも、鉱脈はそっちではなかったことに気がついてやめた。ドキュメントバラエティの代表格である『電波少年』の土屋敏男さんが「フジテレビのコントのDNAにうまくドキュメント性を合わせた番組」だと話していました。テロップや効果音を使った、スタッフから演者へのツッコミも新しく、『アメトーーク!(平成15年〜)』『ロンドンハーツ(平成11年〜)』の加地倫三さんなど、多くの制作者が影響を受けたと言っていました。 小沢あや 岡村さんがわちゃわちゃしているところにBGMが流れて「ここ、面白いところ!」って強調し