昨年の話題ではあるが、ソニーが日本に設置していた業務システム用サーバー全てをシンガポールのデータセンターに移転した (日本経済新聞の記事、nikkei BPnet の記事より) 。 データセンターは東京と名古屋に分散していたが、自然災害の多い日本で分散させるよりも、より安全な場所にシステムを移すべきという議論になった。アジアのシステムを集約するデータセンターについては当初、日本や中国、香港、マレーシア、シンガポール、オーストラリアの 6 カ国・地域を比較した。コストやインフラ、データセンター事業者のサポート状況、自然災害やカントリーリスクなどの指標を比べ、最終的にシンガポールを選定したという。 ソニー以外にもサントリーホールディングス、OKI データなども日本向けのサーバ群を海外に移転している。