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バグから学ぶ計算機科学 Scalaのハッシュテーブルにおいて並列コレクションのためのコード変更が大量の衝突を引き起こした事例 書いた人: ると 書いた日: 2012年1月21日 はじめに Twitterで「有名なオープンソースソフトで今まであったおもしろいバグを解説した本とかないだろうか」とツイートしたらそれなりに需要があるようでした。そこで先ず隗より始めよという故事にのっとり、死馬の骨としてバグ解説記事を書いてみます。 今回のバグはScala 2.9の標準ライブラリに含まれるmutable.HashSet(ハッシュテーブルを使った重複無しコレクション)のコピーがJavaの標準ライブラリに含まれるHashSetの100倍遅いというバグです。並列コレクションのためにぱっと見問題の無い変更を加えたら思わぬところで影響が出たというものです。 なお、今回はScalaに関するバグですが、Scalaに
生島さんが誰と闘っているのか知らないけど、ちょっと気になることをつらつらと。 SQLは最も高級言語 - SQLer 生島勘富 の日記 SQLは最も高級言語2 - SQLer 生島勘富 の日記 SQLとはなんぞや? - SQLer 生島勘富 の日記 高級*言語* どうも生島さんは、「SQL は高級言語!」と言いつつ SQL の処理系 (RDBMS) のことを高級だと言っているようです。 言語が高級であることと、処理系の最適化が手厚いことをごちゃまぜにして、この言語高級!と言うのはまずいんじゃないでしょうか。別に、RDBMS を操作するための言語として SQL でなくたっていいのです。例えば Tutorial D/Industorial D もあるし、LINQ を SQL に変換せずに直接 DB の操作を行うような RDBMS/Linq to X と言うのも考えられます。 ここではとりあえず、
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