この夏久々に日本に帰って思ったことをいくつか書こうと思う。 まずは「本屋が減った。次は家電量販店が減るだろう」ということ。 最近10年で(新品を扱う)本屋が減った。 90年代、実家のある地元には歩いていける大型書店が二つあったが、 両方なくなった。ちなみに一方は牛丼の「すき家」に、 もう一方はブックオフになっていた。 最寄りの二つのスーパーの近くにあった本屋もいつの間にか消えていた。 いま、一番近いのは、古い町並みが残る駅の近くにある本屋だ。 当然ながら、アマゾンを初めとするネット通販の影響が大きいだろう。 ただアメリカのように、今後、実店舗型の本屋が壊滅的な状況になるか、 というと、それはちょっと微妙だと思う。 日本には再販制度があって本の値段はどこでも変わらないから、 ネットで買うメリットは大きくない。 また、電車通勤(通学)で駅前の本屋にふらっと立ち寄るという習慣も根強い。 それに、