2010年に登場した「Nexus One」から6年。Nexusブランドはその幕を閉じようとしています。 10月4日(米国時間)にサンフランシスコで行われたGoogleのプレスイベント「Made by Google」では、新型スマートフォンの「Pixel」をはじめ、いろいろなハードウェアが発表されました。 でも私にとって1番大きな、そして残念なニュースは、Googleが「新しいNexusハードウェアについてはノープランだ」と語ったことです。Nexusチームの公式ツイートも、終焉(しゅうえん)をほのめかしています。 私は日本でNexus端末が販売されるようになってから、4台のNexusを使ってきたので、感慨深いものがあります。というわけで、今回はNexusの歴史を振り返ります。 Nexus One(2010年1月、HTC製、Android 2.1) 最初のNexus端末は、その名も「Nexus
2016年、販売奨励金が抑えられてもiPhoneは売れると思う理由:神尾寿が語るモバイル業界(3)(1/3 ページ) キャッシュバックや販売奨励金を抑えられることで、2016年は特にiPhoneが売れなくなるといわれているが、神尾氏はむしろ「逆だと思う」という。また、Android勢が逆襲するために必要なこととは? ITジャーナリストの神尾寿氏とともに2015年のモバイルを総括しつつ、2016年以降の業界動向を予想する対談企画。第3回では2016年の端末について占っていく。iPhoneは売れるのか? Androidが巻き返すために必要なこととは? 聞き手はITmedia Mobile編集長の田中聡。※対談は2015年12月下旬に実施した。 →2015年に変わったのはドコモ、タスクフォースでは「キャリアが総務省に勝った」 →スマホ特需が終わった2015年――2016年は「Apple Pay」
HTCの人事関係のニュースが相次いでいる。次期フラッグシップ「HTC One M9」のローンチを控えた3月20日、同社はCEO交代を発表した。その一週間後にはデザイン担当トップが同社を去ると発表した。 デザイン責任者の辞任はこの1年で2人目となる。新しいCEOのもとでHTCはどのような回復戦略を計画しているのか? 最大の課題といえるマーケティングについては、課題が残ったままのように見える。 ピーター・チョウCEOが交代 創業者で会長がCEOを兼任 今回のCEO交代により、CEOとして10年に渡ってHTCを率いたPeter Chou氏がとうとう退くこととなった。 Chou氏が率いた2005年から今まで、HTCは大きな成長とその後の低迷の両方を経験する。HTCはiPAQの製造など、もともとはODMメーカーだったが、2006年にChou氏が自社ブランド戦略を取り始める。 幸運なことに、2007年
2012年9月、HTCがAndroidスマートフォン「HTC J」を台湾で発売した。HTC Jは、もともと同社とKDDIが共同開発した日本市場向けモデルであり、台湾メーカーのHTCが日本向けモデルを本拠地の台湾に“逆輸入”した異例のマーケティングが話題を呼んでいる。人気アイドルグループ「乃木坂46」が出演するテレビCMも、字幕こそ入れるものの、日本で放映されていたものをそのまま利用するという。 日本向けに作ったHTC Jをそのまま台湾で売り出した経緯や勝算を、現地で取材した。 乃木坂46が登場したイベントに、300名近いファンが集結 2012年9月13日、台湾の中心街にあるHTCの携帯電話ショップでHTC Jの発売イベントが開催された。乃木坂46の主要メンバーが駆けつけた会場には200~300名ほどの若者が集結し、「HTC J!」という大きなかけ声で発売を盛り上げた。集まった人のほとんどは
スマートフォンの動向に関して良い記事が GeekWire に出ていたので紹介する。 As profits fall at HTC, Samsung becomes the smartphone king with record net income 興味深いのは、この記事で紹介されている各社のスマートフォンの出荷数。Appleが iPhone 4S のリリースの遅れにより第三四半期の出荷数を落としたのに対し(3ヶ月強の遅れだが、9末のリリースも逃したために実質的には2四半期分の遅れとなった)、Samsung が飛ぶ鳥を落とす勢いで出荷数を伸ばしているのが良く分かる。 今後のことで言えば、一番の注目株はNokia。本来ならばスマートフォンとは呼べない Symbian 端末をスマートフォンとして数えているからこの数があるわけで、実質的にはゼロと考えた方が良い。Microsoft との提携はその
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