「MVNOが停滞している」データのカラクリ 今、格安スマホ市場で何が起きているのか(1/3 ページ) MMD研究所は4月6日、「MVNO市場の“今まで”と“これから”の話をしよう」と題したイベントを開催した。MMD研究所の2023年最新の調査データを公表した後、mineo、イオンモバイル、NUROモバイルのMVNO3者の事業責任者を交えたパネルディスカッションも実施した。 メイン回線、サブ回線でシェアを調査 まずMVNO市場動向について、MMD研究所が2023年2月に3万6560人に対してアンケート調査し、3月に発表したデータを、MMD研究所 代表責任者の吉本浩司氏が説明した。 ドコモ、ahamo、au、povo、UQ mobile、ソフトバンク、LINEMO、Y!mobile、楽天モバイル、MVNOの中からメイン回線の通信キャリアを尋ねたところ、MVNOのシェアは9.7%だった。シェアが
4月1日からデータ容量を増やし、通話料金が安くなるサービスを提供しているIIJ。こうした新たな“攻め”を見せる理由や、接続料の問題、auネットワークを使った個人向けサービスの可能性、端末セット売りなどについて、幅広く聞いた。 数あるMVNOの中でも、満足度の高さで定評のあるIIJ(インターネットイニシアティブ)。個人向けの「IIJmio高速モバイル/D」は、3月時点で43万契約に達しており、契約数も順調に伸ばしている。 4月1日には、3つのプランで毎月のデータ通信容量をアップさせたほか、「みおふぉん」の通話料金を半額にする「みおふぉんダイアル」と、同一名義の回線同士の通話料を20%割り引く「ファミリー通話割引」を開始した。 →「IIJmio」、4月1日から全プランでデータ通信容量増加――月900円で3Gバイト~に →IIJ、通話料を10円/30秒にする「みおふぉんダイアル」+「ファミリー通
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