2021年10月9日 老境に入った実家の家人らの朝は早い。 もう、老境を視界に捉えた僕の朝も必然早くなる。 朝食はもとより、母が息子に3食食べさせようとするのが、不思議。 「もう、私一日一食よ。三食食うなんてブルジョアの仕草ですよ」 と発言して、白眼視されたので外出。 地方都市からのぉ 途中、小学校の掲示板にコロナ罹患者への白眼視を諌める旨の貼り紙。 事実、駐車場に置かれた県外ナンバーの車がコインスクラッチされたり、ノーマスク勢が叱責されたり、といった村社会丸出しの所作が横行しているようだ。 こんな時こそ、人品骨柄が問われるし、閉じてシュリンクして、老いさらばえていくのが、中規模地方都市の一般なのだろう。 そんな折、2020年に地方創生、文化地方発信的な意味合いで東京からやって来た「国立工芸館」へ。重文の十二の鷹がメイン。東京にあった頃から、やや地味な存在の施設であったと思うが、当地に移転