たとえば、頭に浮かぶ仮説を書きたいなら、自分のブログに書けばいい。ブログに書くのが躊躇われる仕事の愚痴的な体験談は、たとえばmixiをはじめとするSNSに書けばいい。 でも、恋愛話は、どうも自分の名前で書くのは躊躇われる。 なぜなら、恋愛に普遍的なことはないし、本質もない。ならば、僕の名前で書いても、皆の役に立つ何かを書くことは出来ない。公と個の割合で、圧倒的に個が高くなる。属人的になりすぎるのだ。つまり、ほかの恋愛話との比較も出来ないということになる。理解と納得を求めるのではなく、共感と同調を求めて書くことになる。そんなものは、はてな匿名ダイアリーに書いて然るべきだと、僕は考えている。 恋愛に本質はない恋愛をするとき、たとえばマニュアルに頼る人がいる。雑誌で、「ゆるふわ愛され」を目指す、という記事は絶えない、それを買う人も絶えることがない。 しかし、僕は思う。恋愛に本質も、普遍性もない、