シンクタンクの矢野経済研究所は2015年3月31日、情報システム子会社の経営実態に関する調査結果を発表した。それによると、親会社やグループ会社から受託したシステム業務(内販)において、「親会社が主導だが、何らかの形で企画プロセスに参加している」とする情報システム子会社は48.3%となった。また、「主に開発プロセス(設計・開発)から参加している」が24.7%、「自社主導だが、親会社メンバーも企画に参加している」が5.6%、「自社だけで企画プロセスを遂行している」が1.1%となった。 同社は、親会社に対しても調査したところ、「情報システム子会社の現在の評価」という質問に対して「大変満足」と回答したのは、「サポート体制」が19.4%と最多回答だった。次いで「コスト」は9.7%、「技術力」は8.1%となり、親会社の業務内容を熟知している情報システム子会社のサポート体制が高く評価されていることが明ら