米国のラスベガスで2023年5月2日~4日にかけて、Microsoft 365 のコミュニティイベントである「Microsoft 365 Conference 2023」が開催されました。このイベントは基本的に毎年ラスベガスで開催されています。 コミュニティイベントでありながら、このイベントの最大スポンサーは Microsoft 社であり、今回はこのイベントにタイミングをあわせて数多くの大型アップデート情報が解禁となりました。 イベント自体はコロナ禍になってから、ようやくの対面式となりハイブリッド開催でもなく現地に参加することで楽しめる内容になっていたようです。私もすごく現地に行きたかったんですが、残念ながら、今回は参加が難しく😢。ですが、Microsoft の SharePoint の公式Twitter アカウント(@SharePoint)や Microsoft の Jeff Tepe
Microsoft 365 内でのビデオファイルの管理には Microsoft Stream が使われます。このサービスでは従来はビデオファイルの格納場所に Azure ベースの独自ストレージを持っていましたが、現在 SharePoint ベースに切り替わってきておりまさに過渡期です。つまり、ビデオファイルは SharePoint サイトまたは OneDrive for Business に格納するようになっているということです。現在、新しい Stream 専用ポータルが用意され、ビデオ再生はファイルが SharePoint にあっても、OneDrive にあっても Stream の機能を使って再生することになります。Stream が提供する再生機能には次のようなものがあります。 トランスクリプトの生成と編集 ビデオのサムネイルの変更 ビデオのタイトルや説明の変更 チャプター作成 ノイズ低
Microsoftは2021年2月9日(米国時間)、R言語を使ってクラウドサービススイート「Microsoft 365」を操作するためのオープンソースパッケージ「Microsoft365R」を発表した。Rは、統計解析やその可視化などに役立つオープンソースのプログラミング言語とランタイム環境だ。 Microsoft365Rは「AzureGraph」パッケージで提供されるMicrosoft Graph APIを拡張し、「Microsoft SharePoint」と「Microsoft OneDrive」に対する軽量で強力なインタフェースを提供する。今後は「Microsoft Teams」と「Microsoft Outlook」もサポートする見込みだ。Teamsチャネルへのポストや、Outlookによる電子メール送信が可能になるという。 Microsoft365Rは、CRAN(The Compr
現在、Microsoft 365 上でのビデオ共有を行う場所としては次の2つがあります。 Microsoft Stream Microsoft 365 内のSharePoint (OneDrive for Businessを含む) この2つには機能差があり、大規模な人数でビデオストリームを利用する場合は Microsoft Stream を利用し、小規模の場合は SharePoint を使うというような使い分けをしてきました。 この Microsoft Stream は独自のプラットフォームを使っているのですが、これが今後 SharePoint ベースとなり新しい New Microsoft Stream となることが先日の Microsoft Ignite 2020 で発表されました。 Microsoft Stream の変遷 ここで少し変遷を見てみましょう。Microsoft Stre
「こんなもん、SharePointのリストとおんなじやんけ」と思いながら触ってたらメリットを見つけたので発表します。 メリット1. Microsoft Teamsから直接作成できる これが思ったより大きい。今までのTeamsでも裏側のSharePoint Onlineに移動してリストを作って、それをTeamsから追加すればMicrosoft Listと同じ事が出来たのですが、ふつーの人には難しすぎる。 私も、知り合いに「生徒の成績をTeams管理したいんだけど」って言われた時に 「SharePoint リストってのがあるよ。使い方なんだけど、まずTeamsのチャネルに移動して右上の地球儀マークをクリックするとブラウザが開くから、そこでリストってのをクリックして項目を作るんだ。その後、そこのリンクをクリップボードにコピーしてからTeamsに戻って、タブを追加からWebサイトを選択してリンクを
表題にある通り Microsoft Teams 内で Microsoft リスト アプリが利用できるようになりました! 詳しくは下記のリンク先に公開されています。 Microsoft Lists in Microsoft Teams is now generally available 使い方 任意のチームのチャネルのタブに Microsoft リストが追加できるようになっています。 👇操作感は次の通りです。 タブとして追加すると次の2つの選択肢が表示されます。 リストの作成 既存のリストを追加 既存のリストを追加する場合は SharePoint サイト(チームに紐づくサイトも含む)に作成したリストのみが追加できます。Microsoft リストは個人用に作成できますが(OneDrive for Business でホスト)、これはタブとしては追加できません。 新規に作成する場合は、通常の
Outlookの予定表では、休日を色付けすることができますが、SharePointサイトの予定表アプリは色付けすることができません。 でも、予定表の重ね合わせを利用することで休日の色付けができることを確認しましたので、ご紹介していきたいと思います。 ただし、日曜日は定期的なイベントして設定することができるのですが、祝日はその日ごとに個別に設定しなくてないけません。 以下の手順でお試しください。 <概要> 休日予定表を作成する 休日のアイテムを作成する 作成した予定表 (休日予定表) を他の予定表 (例 : 全体予定表) に重ね合わせる 休日予定表を作成する 1) Office 365 にサイト コレクションの管理者権限を持つアカウントでサインインします。 2) 予定表を配置したいサイトにアクセスします。 3) 画面右上歯車のマークをクリックし、[アプリの追加] をクリック、表示されたアプリ
Microsoft の開発者向けイベントである「 Build 2020 」にて新たに「Microsoft Lists (リスト) 」が 発表されました。 この Microsoft Lists は SharePoint がベースになっており、 Microsoft 365 アプリの一つとして提供されます。 Microsoft Lists とは? Microsoft Lists は次のように説明されています。 Your smart information tracking app in Microsoft 365 直訳すれば「Microsoft 365 内で動作する賢い情報追跡アプリ」といったところでしょう。 SharePoint には現在も "リスト" という機能が用意されており、多くの方が簡易データベースとしていろいろな用途で利用してきました。 Microsoft Lists は、平たく言え
Today at the SharePoint Conference (watch the keynote online today at 12 PM PT at the SharePoint Virtual Summit), we showcased recent and upcoming innovations in SharePoint and across Microsoft 365—including SharePoint home sites, a dynamic, engaging, and personalized employee experience for your organization. These innovations power the intelligent workplace, where teams can collaborate and strea
SharePoint Online をドキュメント置き場、今までのファイルサーバーの代わりとして期待されている企業は多いですし、その通りだと思います。 SharePoint上の検索機能はもちろん、Delveでふいに見つけるドキュメントも増えるでしょう。 ですが、既存のファイルサーバーをそのままコピーするだけではSharePoint上ではうまくファイルサーバーの置き換えにとしては利用できないでしょう。 そういった失敗をいくつか見聞きしたので、こちらにまとめます。 ファイルサーバーの代わりにSharePoint Online を利用する際のアンチパターン ひとつのドキュメントライブラリに全部ぶち込んじゃう →ドキュメントライブラリは複数作れるので、それぞれ意味のあるドキュメントライブラリを作成したほうがよいです。 「ファイル置き場」みたいな大きな役割じゃなくて、「申請書類フォーマット」ぐらいの
サイバー犯罪者は、悪意あるリンクを含む文書をSharePoint Onlineに隠すことで、スパムフィルターを回避しています。 少なくとも昨年夏から、正体不明のサイバー犯罪者がOffice 365の利用者にメールを送りつけ、認証情報をだまし取ろうとしています。この攻撃を最初に発見したリサーチャーによると(英語記事)、Office 365を利用する人々の最大10%が、そのようなメッセージを受け取っていた可能性があります。 PhishPoint攻撃 この詐欺メールは、見た目にはSharePointでの共同作業を依頼する普通の招待メールのようです。OneDrive for Businessに保存された文書を開くように促す内容で、メール内のリンクからは確かにOneDrive for Business内の文書に飛ぶのですが、この文書が偽のアクセス依頼なのです。ページ下部の[文書にアクセス]リンクをク
Office 365は大変機能が多く、進化も速いです。 中でもSharePointは工夫次第で様々な事に活躍出来る反面、 何に使って良いのか迷ってしまうところがあります。 と、いう事で、長年SharePointサイトの構築に関わってきたワタクシが経験した、 SharePointの活用事例を紹介します。 ※ 当記事で紹介する内容はあくまで私の主観です。 どう使うのが良いのか 特に多い事例 活用事例の紹介 社内ポータル 承認・申請 その他 リンク集 検索機能 他のサイトの情報を集約(ハブ サイト) ExcelでなんちゃってBI(データの見える化) SharePointに興味が出たら 初心者向けのブログ記事 Webパーツ一覧 書籍 どう使うのが良いのか モダン機能の進化に合わせて考え直してみました。 こちらの記事をどうぞ。 www.micknabewata.com 特に多い事例 私が提案・構築に
この状態で行えるのは Office Online での表示のみです。また、ここから共有されたユーザーがさらに他のユーザーにファイルを「共有」する操作も行うことができますが、実際にその操作での共有が有効になるにはドキュメントの所有者(共有したユーザー)の承認が必要となります。 動作を確認してみての注意点?ちょっと気になる動作がありました。それは、たとえば一度「ダウンロードを禁止する」でリンクを作成し、あとから「ダウロードを禁止しない」で 2 つめのリンクを作成した場合です。 この場合、1 つ目の「ダウンロードを禁止する」リンクを開いた場合には意図通りの動作であり、また、2 つ目の「ダウンロードを禁止しない」リンクを開いた場合にも意図通りの動作であるのですが、このまま続けざまに 1 つめの「ダウンロードを禁止する」リンクを再び開くとダウンロードが出来てしまいます。 とは言え、このシナリオを再現
今年もありがたいことに、オーランドで開催されている Microsoft Ignite 2018 に参加しています。初日が終わって、会場のあまりの寒さに体調を崩していますが、例によって SharePoint 関連のアップデートが多く発表されましたので公式ツイートを拝借しながら内容をザーッとまとめたいと思います。 というわけで Jeff Teper が登壇した「BRK2451 – Content Collaboration in the Modern Workplace」に沿って紹介していきます。下記リンク先でセッションの動画がオンデマンドでも配信される予定です。 BRK2451 – Content Collaboration in the Modern Workplace https://myignite.techcommunity.microsoft.com/sessions/65658
Researchers say the “PhishPoint” tactic has already impacted 10 percent of Office 365 users globally. UPDATE Researchers have detected a new phishing campaign that mainly targets Office 365 customers to harvest their credentials. The campaign, dubbed “PhishPoint,” is spread to victims via emails containing a SharePoint document and invitation to collaborate. However, when clicked, the file contain
Microsoft からの先月末のアナウンスによると、いよいよ既存の(すでに作成済みの)SharePoint Online チーム サイト(クラシック表示)に、Office 365 グループを接続できるようになるとのことで、さっそく試してみたので記録を残しておきます。 アナウンスは、下記のリンク先ですね。 Rolling out: tenant admin tools to connect existing SharePoint team sites to new Office 365 Groups https://techcommunity.microsoft.com/t5/SharePoint-Blog/Rolling-out-tenant-admin-tools-to-connect-existing-SharePoint/ba-p/188750 それでは実際にやってみましょう。
Microsoft Flow にある SharePoint コネクタを見ていたところ「コンテンツの承認状態を設定します」というアクションを見つけました。はは~ん、これで SharePoint のドキュメント ライブラリに保存されたドキュメントの承認ワークフローを作れば良いんだな?と思い試してみたところ、ちょいと工夫が必要そうだったのでメモを残しておきます。 ちなみに、「コンテンツの承認状態を設定します」アクションのドキュメントは下記のリンク先ですね。 SharePoint – Connectors | Microsoft Docs – Set content approval status https://docs.microsoft.com/ja-jp/connectors/sharepointonline/#set-content-approval-status
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