自己暗号化ドライブに複数の脆弱性、WindowsのBitLockerなどに影響:CrucialやSamsung製のSSDでも脆弱性を確認 悪用されればドライブの暗号が解読される恐れがある。Crucial(Micron)やSamsungのSSD、そしてWindowsのBitLockerなどが影響を受ける。 米セキュリティ機関のCERT/CCは11月6日、ハードウェアベースの暗号化機能を提供する自己暗号化ドライブ(SED)の脆弱性に関するセキュリティ情報を公開した。MicrosoftやSamsungもそれぞれのセキュリティ情報で、対策について解説している。 CERT/CCによると、SEDに関してATAセキュリティやTCG Opal標準の実装方法に起因する2件の脆弱性が、オランダの研究者によって発見された。 悪用された場合、エンドユーザーが設定したパスワードを知らなくても、ドライブに物理的にアク