先週(7月8日)に電子書籍の見本市「デジタルパブリッシングフェア2010」に参加してきました。私自身、本イベントには始めての参加です。電子書籍関連の展示コーナーでは、大日本印刷、凸版印刷、モリサワ、ボイジャーなどが並び、本当にたくさんの人で溢れかえり、電子書籍サービスへの関心度の高さが伺えました。また、NECや富士通などのコーナーでもAndroid端末や電子ペーパが並んでおり、電子書籍ビジネスにおいての端末の勝者の行方も気になるところです。 本イベントの時期に大きな電子書籍団体発足の発表がありました。大日本印刷と凸版印刷の印刷大手2社は7月9日に「電子出版制作・流通協議会」の設立を発表しました(関連記事)。本協議会は、電子書籍関連の制作会社や端末メーカーなどで構成されます。7月27日に正式に設立され、出版業界と密接に連携しながら、電子書籍市場における制作や規格の整備をベースに、オープンな日