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ブックマーク / tagomoris.hatenablog.com (9)

  • PathtraqというLifeLogサービスを作った - たごもりすメモ

    最近何をやっていたかというと、タイトルの通り、Pathtraqというサービス、iPhoneアプリを作っていた。どんなサービスかと聞かれるとLifeLogというのが一番適切だと思うけど、LifeLogにも種類があって、これは位置情報を記録して検索するサービスになる。 https://pathtraq.tagomor.is/ PathtraqApp Satoshi TagomoriProductivityFreeapps.apple.com どういうためのものかというと、普段生活したりどこかに行ったりして、以下のようなことが気になる方向けです。 この場所/店/街、最後に来たのいつだっけ? 前に飲みにいってふらっと入ったあの店、どこにあった何ていう店だっけ? 前にあそこからあっちに移動したとき、どのくらい時間かかったっけ? なんかさあ、この程度のこと、全部記録とってあれば簡単にわかるはずなんだけ

    PathtraqというLifeLogサービスを作った - たごもりすメモ
  • 「研鑽Rubyプログラミング」はライブラリ作者の知識・技術の幅と深さを拡大する1冊 - たごもりすメモ

    「研鑽Rubyプログラミング」を読んだので、その感想を書く。 届いた。研鑽を積むぞ! pic.twitter.com/YuL5WUyjap— tagomoris (@tagomoris) 2023年4月15日 なお書の訳者である角谷さんにをお贈りいただきました。が、その前から同書のβ版(電子版)を購入していたため、実際にはほとんどをそちらで読みました。*1 エントリの言いたいことは、様々な状況に対応してコードを書くには知識・技術の幅と深さが重要で、書はそのための重要なインプットとなるでしょう、です! 総論: さまざまなRubyの書きかたを学べる さて、このは初手から対象読者を「中級から上級のRubyプログラマー」としており、そのものの目的は「まえがき」の先頭にもはっきり書かれています。少し長めに引用します。 書の目的は、中級から上級のRubyプログラマーが従うべき有用な原則を

    「研鑽Rubyプログラミング」はライブラリ作者の知識・技術の幅と深さを拡大する1冊 - たごもりすメモ
  • 「Fluentd実践入門」を10月8日に出版します - たごもりすメモ

    Fluentd実践入門 Fluentdの現バージョン(v1.15)について世界で一番詳しいです。というか、Fluentdそのものだけについての、おそらく世界で唯一の技術書です。 出版社は技術評論社です。電子版もGihyo.jpやKindleはじめ各社で出ます。買ってね! gihyo.jp TL;DR 発売日は10月8日です 一部書店ではちょっと早く9月末に並ぶかも 電子版は発売日よりちょっと前に出るかも1 544ページ、Fluentd体については考えられる限り盛り込みました Fluentdをなんとなく使っている人が確信を持って使えるようになれるはず 組込みプラグインの頻出用法、番環境での運用ノウハウ、プラグイン開発からテストなどまで エコシステム的な部分についてはカバーできていません Kubernetes上での運用やFluent Bitとの組み合わせとか AWS FireLensやG

    「Fluentd実践入門」を10月8日に出版します - たごもりすメモ
  • この時期、業務で低パフォーマンスを出し続ける覚悟 - たごもりすメモ

    今この時期、もちろん弊社もCOVID-19関連の事情を鑑みてテレワーク……とはあんまり自分の回りでは言わない、リモートワーク(もっと言うとWFH: Work From Home)してる。自分が完全WFHに切り替えたのは1月半ばくらいだったかなー。もう3ヶ月ですね。 で、どうかというと、業務のパフォーマンスで見ると、自分のいまのパフォーマンスは明らかに悪い。少なくとも良くはない。それは自分でもわかってる。 でももう、これはしょうがない、と思うので、覚悟している。高パフォーマンス出せたらいいとは思うけど、同時にどう考えても無理して仕事で高パフォーマンス出すような時期でもないと思う。 だからこのエントリは、まあしょうがないよね、というのを受け入れよう、という話です。*1 なおこのエントリは業種柄、リモートワークに移行しやすい自分の話しかしていません。生活必需品や医療品関連の小売店舗や病院、窓口が

    この時期、業務で低パフォーマンスを出し続ける覚悟 - たごもりすメモ
  • CloudNativeCon Europe 2017に行ってきた&しゃべってきた - たごもりすメモ

    うぎゃあ、これ今年の初エントリなのか。なんてこった。 で、FluentdがめでたくCNCF (Cloud Native Computing Foundation)に加わって初めてのCloudNativeConなので、Treasure DataのOSSチームで都合のつく人みんなで参加してきたというやつ。前夜祭的なところで同僚の Eduardo がKeynoteをやったり、Fluentd Salonという枠がつくられてFluentd関連の話をしたり。 自分はそれとは別にTalk proposalを出していて通っていたので、それを話しに行く、というのが個人的には最大の目的。 しゃべってきた セッションはカンファレンス2日目、全体でいちばん最後の時間枠。正直話すのが終わるまで気が抜けないからあんま好きじゃないんだけど、とりあえず、やるだけはやった。けっこう多い人が来てくれて席がぜんぶ埋まる(70人

    CloudNativeCon Europe 2017に行ってきた&しゃべってきた - たごもりすメモ
  • 専門用語を並べてしゃべる専門家は許せない、という人は愚かである、という話 - たごもりすメモ

    ちょっと最近腹に据えかねる記事がネットで散見されるので敢えてアレなタイトルで、よろしくおねがいします。 なおこの記事は、自分はソフトウェアエンジニアリングの専門家であるので、そのような領域を大雑把に想定して書かれております。が、たぶん他の専門領域においても似たような状況なのではないかと推察しております。 専門用語ばかり使って会話するような人は当のプロではない という言説を最近ちょくちょく見ますね。曰く、普通の人に説明できないようではダメだ。曰く、普通の人でも重要性が理解できないように話せないということは、実際にはお前のやっていることは重要ではないのだ。曰く、専門用語ばかりで会話するようでは実際の能力はわからない、専門用語などわからなくても当に能力がある人にはあるのだ。 んなわけねーだろ。 専門家というのは、非専門家には扱えない問題を扱う専門家だから専門家として働けていて、それなりの待遇

    専門用語を並べてしゃべる専門家は許せない、という人は愚かである、という話 - たごもりすメモ
  • 続: OSSプロダクトとコミュニティの話 - たごもりすメモ

    先日書いた通りYAPC::Asia Tokyo 2015でOSSの開発とメンテナンスについての私見を話したところ、会場で id:t-wada さんから強烈な質問と、その後にまとまった量のエントリがきた。 t-wada.hatenablog.jp t-wadaさんの問題意識については上記エントリを読んでいただくとして、これに関連してYAPC::Asia期間中にいろいろな人と話したこと、およびその後に考えたことなどをまとめて書き下しておこうと思う。 明快な結論は無い。無いが、自分にとってのなんとなくの指針のようなものには多分なっており、こういうことを考えて自分はこれからコードを書くんだろうな、という気がする。 なお前提として自分がYAPC::Asia Tokyo 2015で話した内容がベースにあるので、できればそちらを把握しておいてほしい。t-wadaさんのエントリにあるメモは話した内容をよく

    続: OSSプロダクトとコミュニティの話 - たごもりすメモ
  • 小中規模のIT系企業における技術的選択と雇用戦略に関する雑感 - たごもりすメモ

    でっかい主語で入ったが、要するに2月にあちこち会社巡りをしたときに感じたことについてつらつら書こう、というのが目的。 特定の会社について書いてもしょうがないので、あれこれ*1回ったうちから少なくとも2〜3ケースで該当するなあ、と思ったことについて書く。特定の1社のみに該当する事項はこのエントリにはひとつも出てきません。 またエントリの主旨からして超上から目線になりますが、どうかご容赦ください。 これから成長が格化するのでインフラを支えられる人材がほしい 正直に言ってこれが一番多かったパターン。スタートアップ的にサービスを作ってきたがその一方でデプロイや監視などの運用まわりが後手後手になっており、そのあたりを支えられる人物がほしい。 話としてはわかるのだが、気になったのは、これを聞くとき、詳しい内容を突っ込んでみると、どうも実際にはそう困ってはいない、というケースがほとんどだったように思え

    小中規模のIT系企業における技術的選択と雇用戦略に関する雑感 - たごもりすメモ
  • RAIDレベルの話: 1+0と6はどっちが安全か? - たごもりすメモ

    仕事でちょっくら12台のHDDを使ったRAIDアレイを組むんだけど、その折にちょうどTwitterで「RAID-1+0にしないとRAID-6とか怖くて使えませんよ!」というウソ八百な内容のWebページのURLを見掛けたので、いいかげんそのような迷信が消え去ってもよかろうと思って書くことにした。 1重ミラー設定のRAID-1+0は安全性においてRAID-6に劣る。ただし、正しく運用されている場合に限る。*1 知っている人はずっと前から知っている事実ではあるんだけど、某巨大SIerなんかでも高い方が安全に決まってる的な残念な脳味噌の持ち主がいっぱいいて「いやあデータの安全性を考えるとRAID-1+0」とか考えもなしにクチにし、そっちの方がディスクがいっぱい売れて嬉しいストレージベンダーもニコニコしながら否定せず売りつけて去っていくといううわなにをす(ry まあそんな感じで。ちなみに正しくない運

    RAIDレベルの話: 1+0と6はどっちが安全か? - たごもりすメモ
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