イギリスが孤独担当大臣のポストを新設したというニュースが出て以来、「孤独は死に至る病」「孤独リスクはタバコや肥満より悪影響」などという記事も目にしますが、そもそも孤独というのは誰にとっても共通の悪なのでしょうか? もちろん、1人でいることをストレスと感じる人もいますが、1人でいることを快適と感じる人もいます。 2015年出生動向調査でも、35歳未満の未婚男女のうち「1人の生活を続けても寂しくないと思う」人は、男性48%、女性36%もいます。しかもこの数字は1997年と比べてかなり上昇しています。 1980年代まで日本は皆婚社会でした。そのため全員が結婚を希望していると考えがちですが、『「独身の9割が結婚したい」説の根本的な誤解』にも書いたように、実質結婚に前向きなのは30年以上前から男性4割、女性5割にとどまります。 皆婚だった社会では可視化されなかった「1人を寂しいとは感じない層」も顕在
2019年7月3日(水)、コミュニティマーケティングについての理解を深めることを目的としたセミナー「コミュニティマーケティング最前線 トップランナーが語る実例と成功の法則」が開催されました。4名のスピーカーを招き、大企業のオープンイノベーションの実例や日本最大規模のユーザーコミュニティの運営経験といった知見を披露しました。この記事では、パラレルマーケター 小島英揮氏とマーケティングストラテジスト、フォトグラファー SUPERIDOL氏によるセッション「コミュニティマーケティングの始め方」の模様をお届け。コミュニティにおける関心軸の重要性や運営の落とし穴などを語りました。 コミュニティマーケティングのプロフェッショナル SUPERIDOL氏(以下、SUPERIDOL):さっそく自己紹介をやっていきましょうか。 小島英揮氏(以下、小島):そうですね。 SUPERIDOL:SUPERIDOLでご
サイコパスは知能が高い、と誤解される理由 ――頭のいい人って、先ほどから中野さんがおっしゃっている「共感の正体」みたいなものに気づきやすいのかなと思って。普通の人は、たとえば「なんで生きてるんですか?」という問いに対して、「生きてるから生きてるんだ!」みたいに理屈で考えないところがあるというか……。 中野信子氏(以下、中野):「死にたくないから」みたいな(笑)。 ――そうそう。だから、頭のいい人がサイコパスみたいなふうになりやすいのかなって思っていたんですけど、これは違うというふうに著書『サイコパス』には書かれていますよね。 中野:知能との相関はあんまりないんですね。要するに、知能がそんなに高くないサイコパスは悪いことをすると警察に捕まっちゃうので、知能の比較的高いサイコパスが社会のなかでは生き延びますよね。抹殺されずに。 その知能の高いサイコパスにばかり目がいっちゃうので、なんか頭のいい
こんにちは。 Gaiaxさんで bookedという読書会イベントを開催している遠藤です。 この読書会イベントは、読まずに参加できる読書会という、ちょっと変わった新しいスタイルの読書会です。 booked 読まずに参加できる読書会bookedのチームが、本の要点や本質を解りやすく図解にまとめ、そのスライドを使って本の内容を解説します。登壇者のパネルディスカッションで専門知識を垣間見たり、参加者同士の対話を通して本に対しての理解を深めます。「学び」と「ネットワーキング」が同時に可能な『知的エンターテイメント型 読書会イベント』です。 最近、私達が開催するこの読書会は、イベントを開催させて頂いているシェアリングエコノミーの企業 Gaiaxの方からも 上手くいっているコミュニティ と評価を頂きました。 一方、「どうやったら上手くいくの?」と疑問を持たれる方も回数を重ねるごとに増えてきました。
『ソロエコノミーの襲来』インタビュー第2回 SNSでもリアルでも友達はたくさんいるのに“孤独”を感じるのはなぜ? 「孤独」と聞くとどんなことをイメージするでしょうか? 「老後、独りぼっちになるのが怖いから結婚したい」「友達が少ない私は孤独でかわいそうなのか?」と思っている人もいるかもしれません。 このほど、独身研究家の荒川和久さんが『ソロエコノミーの襲来』(ワニブックス)を上梓しました。 荒川さんは「精神的に自立した価値観を持つ人=ソロ」と定義し、「ソロで生きる力とはつながる力である。それは、他人とつながるだけではなく、自分ともつながることであり、そのつながりは、強く継続的なものである必要もなく、一瞬でもいい」と提唱しています。 他人はともかく自分とつながるってどういうこと? 結婚していればソロじゃない? つながるのは一瞬でもいいの? 荒川さんに5回にわたってお話を伺いました。 【前回】「
インターネット上では、時間的、空間的、立場的な制約も飛び越えたコミュニケーションが可能なはず。しかし実際には、異なる価値観を持ったグループが混ざり合うようなコミュニケーションは起きづらい。なぜだろうか? その原因は、インターネット空間の特性にあると社会学者 宮台真司氏は見る。「自分にとって『快』に相当するものだけを選べる空間」であるインターネット上では、かつての共同体で見られたような強制的なコミュニケーションが消え、かわって自分の快・不快を基準にした平板なコミュニケーションになっていくというのだ。 前回から続く宮台真司氏とエイベック研究所 武田隆氏の注目の対談。途中、意外な喩えで2人の対話はさらに盛り上がり……。 「気づき」によって、心の情報処理システムが変わる 武田:オンライン・グループインタビューの参加者に調査後のアンケートをとると、96%が「もう一度この調査に参加したい」と答えます。
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