MIYADAI.com Blog (Archive) > 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2012年版が『週刊読書人』に掲載されます。中心的主題は民主制。 « 「私はこうして冤罪をつくりました」という帯のかかった『検事失格』を書かれた市川寛さんと議論しました | コミュニティスペース&駆け込み寺「Liver邸」に寄せたメッセージ » 皆さんお待ちかね、年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台真司」鼎談2012年版が『週刊読書人』に間もなく掲載されます。例によって宮台発言の一部をピックアップしておきます。今回は民主制の危機が中心的な主題でした。 〜〜〜〜〜 【宮台】『熟議が壊れるとき』は重要です。サンスティーンは「集団的極端化」を論じます。みんなで決めることでかえって極端な議論になること。ネトウヨ化現象やアメリカのティーパーティ運動を含めた共和党化現象が好例です。彼は集合的極端化が起こるのは二