演説中に銃で撃たれて亡くなった安倍元総理大臣について、山口県の村岡知事は、歴代最長の期間総理大臣の重責を担い、県政の推進に貢献したとして、県民葬を行う意向を明らかにしました。 村岡知事は15日県庁で記者団に対し、「安倍元総理大臣は、憲政史上、最長の長きにわたって内閣総理大臣の重責を務め、県政の推進についても大変な後押しをいただいた」などと述べ、遺族側の了解が得られれば、県民葬を行う意向を明らかにしました。 時期は政府がことしの秋に国葬を行う方針であることからそれ以降に行う方向で調整を進めるということです。 県によりますと、安倍元総理大臣の大叔父の佐藤栄作元総理大臣や祖父の岸信介元総理大臣、それに、父親の安倍晋太郎元外務大臣の際にも県民葬が実施されたということです。