Jリーグは22日、倒産危機にある大分が申請中の追加融資2億5000万円を年内に実施しないことを決めた。大分はこれを受け、選手やスタッフの給料日前日となる24日までに必要な1億5000万円の資金繰りのため、地元金融機関3行に対するつなぎ融資のお願いなど金策に奔走した。 選手約30人分、社員約30人分…その他スタッフを含めた総勢約70人分の給与は、確保しなければならない。24日、クリスマスイブまでに業者への支払いなどを含めた1億5000万円-。Jリーグからの追加融資2・5億円はこの日保留されたが、それを想定していた大分は青野経営企画部長以下、社員数人が金策に奔走。前日21日朝からこの日夜まで金融機関3行など地元経済界に緊急支援を要請して回った。 青野部長は「Jリーグから年内の追加融資は難しいとの回答をいただき、当面、地元の金融機関につなぎ融資をお願いしたいと考えております。苦境を乗り越えるため