以上、影響力もある名門貴族であるが、消えるのは時間の問題であることがうかがえるのです。 コーリニョン家の課題 コーリニョン家は名門であるが跡継ぎ問題を解決しなければ早晩断絶することが明らかです。長男が家を継ぐことが一般的なイシュガルドにおいて、名門の跡継ぎに収まることができる婿養子の立場は、貴族の次男三男にとってかなり魅力的でしょうし、実際イストリドも難なく婿養子をとっているようですが……その相手が異端者のシンパであったのは大きな不幸でした。 親が見つけてきた婿だったのか、イストリド自身が望んだ結婚だったのかは定かではないものの……どうあがいても生家を継ぐことができない次男三男は、イシュガルドの体制に不満を抱く傾向が強く、それ故異端者達に付け込まれることが多いのかもしれません。 名門貴族フォルタン家の「次男」も家督を継げないため、長男に比べて軽薄な性格をしている。 いずれにしろ、コーリニョ