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scienceと社会に関するwhaleboneのブックマーク (16)

  • 政策評価で「科学風のウソをつく」方法 - 独立行政法人経済産業研究所

    政策評価と「科学風のウソ」 筆者は経済産業研究所に在籍して15年になるが、立場上からさまざまなシンクタンク・コンサルティング会社などの研究組織や大学で行われた「政策評価」を第三者評価・鑑定して欲しいと関係行政庁の担当から依頼されることがある。 個人的実感として、近年の定量的政策評価への意識の高まりとは裏腹に、依然として(悪意の有無は別として)科学的な証左を用いながら誠に不適切な「政策評価」の類が横行している状況にあると言わざるを得ず、この類の文献や報告書の中には刮目して読まなければならないものが多いことを日々大変残念に思っているところである。 当該問題は日に限った問題ではなく、Manski(2011)*により類似の問題が米国でも深刻である旨が実名入りの事例を挙げて報告されている。具体的な報告は承知しないが欧州諸国や移行経済国、中国・インドなどの途上国でも推して知るべきであろう。 稿では

  • 御用学者がつくられる理由 -特集「科学は誰のためのものか」 -JST-RISTEXプロジェクト

    0887 科学 御用学者がつく られる理由 「科学」はときに,水戸黄門の「葵の御紋」の 印籠に似ている。 「科学的」と言われた瞬間,市 民はひれ伏さなければならないかのようだ。時代 劇では庶民の味方である黄門様が印籠を用いるか ら,視る者は溜飲を下げられるが,悪代官が葵の 印籠を使ったとしたらどうだろうか。そして現実 に,科学者がそのように振る舞っていると批判を 浴びることがある。いわゆる「御用学者」批判で ある。なぜこのような事態が起こるのか。そこに は科学と社会の関係に根をもつ重大な問題が存在 している。 「御用学者」 問題を解きほぐす 福島第一原子力発電所の事故によって,専門家 の発言が社会的に争点となる事例が続出した。情 報が不足し,社会に十分に伝えられない中で,事 故の見通しについて,あるいは放射能リスクの評 価と人々がとるべき対応について,楽観論や「安 全・安心」に偏った言説が

  • 微妙な研究成果が権威をまとってやってきた~どう対峙すべきか(榎木英介) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    論文もないのに…え?論文もないのに成果として発表? いったい何が起こっているのだろう。 内閣府の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の研究チームが、実験方法に科学的な裏付けが足りない結果を成果として発表した。政府は研究リーダーに強い権限を与えるプロジェクトの運営方法を積極的に取り入れているが、その課題が浮き彫りになった。 出典:内閣府チーム、仮説段階の研究を表彰(日経産業新聞記事) なんかコンテストをやっているらしい。 コンテストの狙いは脳の健康に効果のありそうなべ物や生活習慣などを見つけることだ。企業などからアイデアを募り、山川PMらが開発した脳活動の指標をもとに、アイデアを試した時の脳の変化を測る。脳の健康に効果のありそうなものを表彰するという内容だ。今回が2回目でコラーゲンペプチドの摂取、ラベンダーのアロマハンドマッサージが表彰された。 (中略) そもそもこのコンテストには

    微妙な研究成果が権威をまとってやってきた~どう対峙すべきか(榎木英介) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 拡大する「日本の科学の空洞化」|NHK NEWS WEB

    今月、スウェーデンの首都、ストックホルムで、東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんに、ことしのノーベル医学・生理学賞が贈られました。 日中が3年連続となる日人研究者の受賞に湧く一方、大隅さんは、受賞が決まってから一貫して、「日の科学は空洞化する」と基礎科学の先行きに警鐘を鳴らし続けてきました。 順調に見える日の科学の現場で、いったい何が起きているのでしょうか。 北欧にしては暖かい日が続いていた今月7日、ノーベル賞の授賞式を3日後に控え、大隅さんはストックホルムで記者会見に臨みました。 「若い世代は、結果をすごく早く求められる状況が強くなっている。好きなことがやれる科学の世界になってほしいというのが私の思いです」 その2か月前、ノーベル賞の受賞が決まった大隅さんのもとには、日の科学研究のレベルの高さをたたえる祝福のメッセージが次々と届いていました。 「3年連続での日人の受賞で

    拡大する「日本の科学の空洞化」|NHK NEWS WEB
  • 若手研究者はつらいよ;ポストノーマル科学の美しき新世界 - researchmap

    学内の仕事に関係した宿題で、「現代思想」という雑誌の今年の8月号の「ポスト・ノーマル時代のサイエンティストのお仕事」という記事を読む必要がありました。科学史家の塚原東吾先生と脳生理学者の美馬達哉先生の対談です。 論点は多技に渡っているのだけれども、そのなかで幾つかの話が、私が近年感じている絶望感、というと言い過ぎかもしれないが、居心地の悪さを、はっきり言語化する手助けになりました。 それで私の「ポストノーマル・サイエンスなうんざり感」について書いてみようと思います。この居心地の悪さ、陶しさ、憂さは、科学研究の前線で仕事をしている全ての人が、多かれ少なかれ感じているのではないかと思うからです。 美馬先生が「ソーカルのサイエンス・ウォーズ」に関して、とても面白いことを言っておられます。外部の批評家ではなく、自身が日頃生理学研究のカティングエッジに立っている方の発言です。若い人にはピンとこな

  • 中山茂「科学技術の戦後史」(岩波新書) 廣重徹の史観をもとにして、戦後の科学技術政策を4つの時期に分ける。 - odd_hatchの読書ノート

    1995年初出のこのレポートは、廣重徹の史観をもとにして、戦後の科学技術政策を4つの時期に分ける。 1.占領政策の影響(1945-1952) ・・・ 占領政策の初期にはニューディーラーが教育・科学を担当する部署に多くいたので、アメリカ型の科学技術政策や組織を作ることを求められた。官庁の抵抗や戦前の科学界の大御所などの反対などで、必ずしも実現したわけではない。大きなトピックは日学術会議の発足と、品質管理の手法が企業に浸透したこと。後者のQC活動は1950年代初めに始まり、1960年代以降に高品質な製品を作ることにつながる。民主科学者協会が設立され、大学の教室の民主化が行われることがあった。とはいえ科学の方法や組織には、エリート主義があり、発見や発明は民主主義と相容れない場合がある(強力なリーダシップ、上意下達のプロジェクト運営など)。 2.高度成長の軌跡(1956-1960年代) ・・・ 

    中山茂「科学技術の戦後史」(岩波新書) 廣重徹の史観をもとにして、戦後の科学技術政策を4つの時期に分ける。 - odd_hatchの読書ノート
  • 吉岡斉「科学者は変わるか」(社会思想社) 廣重徹-中山茂らを継ぐ「科学の体制化」研究。この後著者は日本の原子力研究に移った。 - odd_hatchの読書ノート

    このは著者の第2作にあたり1984年に刊行された。当時和歌山大学講師であったが、31歳。浅田彰「構造と力」の26歳にもびっくりしたが、この著者の年齢にも驚いた。まあ、なんとたくさんのを読んでいること、それにびしびしと評価を与え、明晰な論理を展開していくこと(そのかわりあまりに展開が早いので、自分は消化しきれないままになってしまった)。このでもとても中身の濃い議論が進められるので、充分注意深く読むことが要求された。廣重徹、中山茂を後継してこの国の科学(社会)史を展開していくのだろうと思って、この人には興味を持っていた(でもすみません、他のことに興味を奪われて、2冊しか読まなかった)。中山茂「科学技術の戦後史」(岩波新書)で科学技術の日型モデルを提唱しているが、そのアイデアには著者も参加しているはずなのだ。最近知ったところでは、科学社会史からこの国の原子力発電の社会史、研究史に移ったと

    吉岡斉「科学者は変わるか」(社会思想社) 廣重徹-中山茂らを継ぐ「科学の体制化」研究。この後著者は日本の原子力研究に移った。 - odd_hatchの読書ノート
  • 「科学vs工学vs社会」という三項のせめぎ合い、その扱い方

    関連してこちらのまとめも作りました。(2013/01/27) 『現在の規制委員会のミッションはあくまで政治的正統性の獲得にある 』 http://togetter.com/li/445717

    「科学vs工学vs社会」という三項のせめぎ合い、その扱い方
  • On "34 Gakkari Kaicho Seimei"

    「34学会(44万会員)会長声明 」について 田崎晴明 私が所属する日物理学会をはじめとする 34 の学会の会長が連名で出した「声明」について、物理学会会員として会長に「質問」を提出し回答を得た。さらに、化学会会長に「意見と質問」を送付し、メールをやりとした。関連する情報をここにまとめ記録として残しておく。 なお、このような批判をおこなうことについてのより個人的な思いは、公開の日記(たとえば、 ここやここ)で散発的に表明している(公開 2011/5/8、最終更新日 2011/5/19) 基的な資料 34 学会(44万会員)会長声明:日は科学の歩みを止めない ~学会は学生・若手と共に希望ある日の未来を築く~(2011 年 4 月 27 日) 「声明」の全文を掲載した web ページ(情報処理学会) 「声明」の全文の pdf ファイル(日物理学会) 日物理学会に田崎が提出した 「質

    whalebone
    whalebone 2012/07/07
    『高エネルギー研究所とJ-PARCという二つの具体的な大型施設の名称が挙げられている。』
  • 102.8. 研究者の情報発信はどうだったか?./note103.html

    102. 福島原発の事故その6 (2011/5/29-6/10) 相変わらず原発の話です。 その5 101 から1ヶ月、事故から2ヶ月半たって、事 態の収束にむけて何か進展があって欲しいところですが、残念ながら具体的な 動きはなにもありません。 102.1. 原発はどうなっているの? 一言で言えば、どうにもなっていません。相変わらず、核分裂生成物から出る 熱で燃料が高温になって、火災になったり爆発したりするのを防ぐために とにかく水をいれて冷やしているわけです。もっとも、3ヶ月近くたったので、 発生する熱量は熱出力の 0.1-0.2%程度までさがっています。停止の1時間後に は 1-2% あったので、その頃に比べると 1/10 になっているわけです。 なお、減少のしかたは段々ゆっくりになって、1年後は現在の半分程度、 2年後でさらに半分程度、となるはずです。 計算機でいうと完成時の次世代ス

  • パグウォッシュ会議 - Wikipedia

    パグウォッシュ会議(パグウォッシュかいぎ、Pugwash Conferences)、正式には科学と世界の諸問題に関するパグウォッシュ会議(かがくとせかいのしょもんだいにかんするパグウォッシュかいぎ、Pugwash Conferences on Science and World Affairs)は、全ての核兵器およびすべての戦争の廃絶を訴える科学者による国際会議である。「2007年-2012年」期の会長は、スリランカの外交官ジャヤンタ・ダナパラ。 バートランド・ラッセルとアルベルト・アインシュタインによるラッセル=アインシュタイン宣言での呼びかけを受け、11人の著名な科学者によって創設された。 来歴[編集] 1957年7月7日、カナダ・ノバスコシア州パグウォッシュにある鉄道王サイラス・スティーブン・イートンの別荘に、湯川秀樹、朝永振一郎、小川岩雄、マックス・ボルン、フレデリック・ジョリオ=

  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

  • (1)科学(科学者)に責任が押し付けられる制度的問題について/ (2)原子力発電のもつ、利益(便益)と被害(リスク)の分配の巨大な不均衡について/ (3)公的な資金が投じられている科学の本来の意味について: 私の考え

    雑誌『科学』の田中です。 一市民としてのひとつの見方でしかありませんが、このような見方もあるということをお知らせしたくて、書いています。(見方の紹介であって、これが唯一正しいと考えているわけではありません。)いずれも、科学そのものではなくて、科学を超えた社会の問題についてです。(しかし、科学者を含めたどの人も市民として関わる話だと思っています。) 申し上げたいことは次の3点です。 (1)科学(科学者)に責任が押し付けられる制度的問題について (2)原子力発電のもつ、利益(便益)と被害(リスク)の分配の巨大な不均衡について (3)公的な資金が投じられている科学の来の意味について (1)科学(科学者)に責任が押し付けられる制度的問題について 「想定外」についての議論を拝見していて私が感じたことは、根的には、この問題に行き着くのではないかということでした。 改めて書くまでもないと思いますが、

  • http://www.skawata.com/backnumber

  • NOBODY氏のポジショントーク - 地下生活者の手遊び

    以前にも紹介したことのある、アドルノの「F尺度」において、理系大学生の権威主義的傾向が高いとされることに疑問を感じていましたにゃ。だってさ、アインシュタインとかファインマンなんかはシロウト目には科学者の理想イメージにゃんが、彼らに因襲的なものがあるとは思えにゃーもの。 それに、♀は数学が苦手か? - 地下生活者の手遊びで論じたように、数学あるいは物理学の専門家集団においては歴史学などの学問分野に比して性差別的傾向が著しく少なかったということも存じていますにゃ。 だから、自然科学者はリベラルな傾向があるのではにゃーかというのが僕のイメージだったわけですにゃ。無論、そうした自然科学者のイメージと反するワトソンやショックリーのこともまた取り上げたことはあるんだけれど、自由闊達な自然科学者というイメージは、そこそこ流通しているものだと思うのですにゃ。 というわけで、自然科学、それもハードサイエンス

    NOBODY氏のポジショントーク - 地下生活者の手遊び
  • 科学・技術は日本の生命線…のはずだけど - 赤の女王とお茶を

    京大の山中伸弥教授かっこよす - おこじょの日記 いやぁ素晴らしい成果ですね。停滞気味の日生命科学に久しぶりの花火が上がった気分。 応用へのめどがついたという意味でも画期的ですが、幹細胞研究に胚を使わなくて済むということは特に欧米人にとっては大きな「倫理的枷」が外れたわけで、ここから実用に向けて真の研究的「仁義なき戦い」が始まると見ていいでしょう。 それから日の厚生省の気の変わりやすさ。長期研究を短い期間に押し込めたり、十分な資金を与えずに放置したり。問題は、事務官の長が3年ごとに変わることだ。新しい人が来るたびに、科学研究に足跡を残そうと新しい予算を立ち上げるが、科学的な根拠はなく思い付きだけで、すでにある研究プロジェクト(どんなに成功していても)から予算を奪ってしまう。基的に、3年でプロジェクトが完成できなければ、あきらめろということだ。 で、記事にあるような山中先生の嘆きも実に

    科学・技術は日本の生命線…のはずだけど - 赤の女王とお茶を
    whalebone
    whalebone 2007/11/22
    「多様性は資源」
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