戻る 初歩の二酸化炭素計測法 1. はじめに 二酸化炭素やフロン等は人間の感覚器による認識が難しく、また、直接生命に被害を与えることもないので問題意識を持ちにくいものです。分析計を使って指示を見ることで、初めて問題意識を実感することになります。 温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、水蒸気など)による地球温暖化が問題提起され、それが浸透し、ようやく最近になって、政治の分野では炭酸ガス排出規制の進展が、研究分野では二酸化炭素の吸収方法、計測手法、海洋へのフラックス、植生へのフラックスなどが盛んに執り行われ始めました。 ここでは、大気中の二酸化炭素の計り方と溶液中に溶けている二酸化炭素の計り方について述べていきます。なお、以下の文中の”二酸化炭素”という単語をメタン、一酸化炭素などと置き換えれば、それらの成分も基本的に同じ手法で計測できるはずです。 著者自身、大気と海洋のCO2を計測することになっ
「湿度のあれこれ」・・・ 湿度に関する基本的なあれこれ。 湿度の表し方 相対湿度と露点温度 湿度計測計について 乾湿計 アスマン通風式乾湿計 物体の伸縮を利用した湿度計 湿り空気線図 湿度の計算1 湿度の計算2 電気式湿度センサー 湿度センサーを使った測定器 「湿度・温度のあれこれ」・・・ 室内の温熱環境条件や熱環境の人体影響 室内環境条件を解く! 最新テクニカルレポート 高露点温度の計測技術: 燃料電池などの高温雰囲気での高精度湿度計測 鏡面冷却式露点計によるガス浸炭用熱処理性雰囲気の管理の導入 微小空間の湿度測定/発生技術: 分流式精密湿度発生における湿度制御概念からの脱却 中性子反射率測定のためのガス流湿度制御システム(外部サイト) 一般財団法人総合科学研究機構 中性子科学センター様の論文。弊社装置のHumi Cruise + 測定チャンバーにて性能評価を行っております。オープンアク
【冊子「科学機器入門」とは】 冊子「科学機器入門」は、会誌「科学機器」に掲載中の“科学機器入門シリーズ”を1冊に取り纏めたガイドです。 ・新入社員の教育資料に最適 ・全135 機種を掲載 ・充実の368 ページ(A4判変型、表紙カラー、記事モノクロ) ・好評を得て増刷決定 詳細・お申込みについてはこちら
東京の都心が記録的な大雪となるなか、都心の積雪を自動で測る気象庁の積雪計が故障し、職員が昔ながらの「雪尺」と呼ばれる物差しを使った方法で観測しています。 気象庁は全国各地の積雪をレーザーを発射して光の反射で自動で測る観測機器などで観測しています。 このうち東京・大手町の気象庁の敷地の中にある積雪計は8日午後4時の計測まで正常に作動していましたが、午後5時の計測では値が不自然で故障したということです。 このため気象庁は午後6時以降、職員が「雪尺」と呼ばれる昔ながらの物差しを使った方法で積雪を観測しています。 東京管区気象台の西島昇さんは、「毎正時の計測は大変ですが、20年ぶりの大雪なので正確な情報を届けられるように計測をします」と話していました。 故障の原因は分かっていませんが、気象庁は都心で記録的な大雪になるなか、観測データを欠くわけにいかないと、雪がやんでとけてなくなるまでの当分の間、職
一般的な巻尺。これで硬貨の直径を測定することは可能だが、円の中心割り出しなど測定方法の課題は残る。 測定(そくてい、独: Messung、仏: mesure physique、英: measurement)は、様々な対象の量を、決められた一定の基準と比較し、数値と符号で表すことを指す[2- 1][1]。人間の五感では環境や体調また錯視など不正確さから免れられず、また限界があるが、測定は機器を使うことでこれらの問題を克服し、測定対象物の数値化を可能とする[2]。ただし、得られた値には常に測定誤差がつきまとい、これを斟酌した対応が必要となる[2][3][4]。 ルドルフ・カルナップは1966年の著書『物理学の哲学的基礎』にて科学における主要な概念として、分類概念・比較概念・量的概念の3つを提示した。このうち、量的概念 (quantitative concept) を「対象が数値を持つ概念」と規
ガイガーカウンターは、専門的な分野の特殊な機械なので、扱いがとても難しいものです。 正しい位置で正しい測り方をしないと、正しい数値が測れません。 2011年6月11日、GCM(ガイガーカウンターミーティング)で野尻美保子先生の行った説明を、鈴木みそが漫画化したものです。 ※この作品はパブリックドメイン(著作権フリー)ですから、コピーも配布も自由です。 転載の許可も必要ありません。(ただし内容を改変しないでください)
センサー技術の最先端:『マトリックス』の仮想世界が現実に 2008年1月24日 IT コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 映画『マトリックス』3部作は、データ視覚化への長い賛歌だった。よく知られているように、この映画の前提は、「人生とは洗練されたシミュレーションであり、文明全体が仮想現実である」というものだ。 少数の筋金入りのマトリックス・ファン(きっと存在すると思う)を除いて、この前提が現実世界の真の姿だ、と本気で考えている人はいない。しかし、映画において仮想世界を構築していたデータセットに相当するものを、われわれは新しいセンサー技術を使って作り出せるかもしれない。 特定の環境データの収集を通じ、世界を可視化するという現在の取り組み――交通の流れを示す地図やリアルタイムの気温マップなど――が、今後数年でさまざま分野に一気に広がるだろう。 エネルギー業界は、
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