Disruptive IP Networking with Intel DPDK on Linux 07 Jan, 2013 SAKURA Internet Research Center Senior Researcher / Naoto MATSUMOTO
[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes 第53回 NFVとIntel DPDK(前編) (中井悦司) 2014年10月 はじめに 先週、Red Hat Forum 2014/Tokyoで日本のオフィスに来ていたChris Wrightと会話をする機会があり、Intel DPDKについて、いろいろ教えてもらいました。Chrisは、以前は、Linuxカーネルや仮想化(Xen/KVM)の開発に深く関わっていましたが、現在は、「Technical Director of SDN at Red Hat」という肩書で、SDN関係の仕事をしています。OpenDaylightのボードメンバーやOpenStackのNFVサブチームにも参加しています。 Intel DPDKの話題になったのは、まさにこの
はじめに 前回は、PCIパススルーとIOMMUの概要について解説しました。 今回は、VT-dの詳細について解説していきます。 前回のおさらい PCIデバイスが持つメモリ空間をゲストマシンのメモリ空間にマップすることによりPCIデバイスをパススルー接続できますが、DMAを使用するときに1つ困った問題が生じます。 PCIデバイスはDMA時のアドレス指定にホスト物理アドレスを使用します。ゲストOSは、ゲストOSは自分が持つゲスト物理ページとホスト物理ページの対応情報を持っていないので正しいページ番号をドライバに与えることができません。 そこで、物理メモリとPCIデバイスの間にMMUのような装置を置きアドレス変換を行う方法が考え出されました。 このような装置をIOMMUと呼びます。 DMA転送時にアドレス変換を行うことで、パススルーデバイスが正しいページへデータを書き込めるようになります(図1)。
(1) - 序:他のリソースとの違いはなに? (2) - 仮想化インフラにおけるメモリ管理って? …の続きです。 Shadow Page Tableを使って「ゲストOS上のアプリケーション」のための仮想メモリ空間(Logical Page Numbers / LPNs)とHypervisorが管理する実メモリ空間(Machine Page Numbers / MPNs)のページ変換を直接的に紐づけている仕組みをハードウェア的に実装するとはどういうことでしょうか? メモリ管理に関する仮想化支援機能には、IntelのEPT (Extended Page Table)と、AMDのRVI (Rapid Virtual Indexing)があります。 Intel EPTはその名が示すとおり、拡張されたページテーブルを実装することによりメモリのページテーブル変換の処理性能を事実上単一階層化する技術です
世界最大の半導体メーカーIntelの製品の歴史は、すなわち半導体の歴史と言っても過言ではなく、その代表モデルを見るとその時代の半導体市場がどのようなものだったのかを知ることができます。半導体研究者のLi Xiao Feng氏が公開するIntel CPUの歴史に関するプレゼンテーション資料を基に、歴代Intelプロセッサを一挙に振り返るとこうなります。 A Brief History of Intel CPU microarchitectures - history_Intel_CPU.pdf (PDFファイル)https://people.apache.org/~xli/presentations/history_Intel_CPU.pdf Intelは1968年7月18日にロバート・ノイス氏とゴードン・ムーア氏らによって設立されました。もちろんムーア氏は「ムーアの法則」で知られる人物です
321211-002 Revision 2.5 January 2011 PCI-SIG SR-IOV Primer An Introduction to SR-IOV Technology Intel® LAN Access Division PCI-SIG SR-IOV Primer 321211-002 2 Revision 2.5 January 2011 Legal NFORMATION IN THIS DOCUMENT IS PROVIDED IN CONNECTION WITH INTEL® PRODUCTS. NO LICENSE, EXPRESS OR IMPLIED, BY ESTOPPEL OR OTHERWISE, TO ANY INTELLECTUAL PROPERTY RIGHTS IS GRANTED BY THIS DOCUMENT. EXCEPT AS P
サーバ向けプロセッサのマルチコア化が進む現在、そのプロセッサ・パワーを活用する用途として、仮想化に注目が集まっている。仮想化技術を用いることで、ハードウェアとOS/アプリケーションとの独立性が高まり、その結果、サーバ・システムの柔軟性や保守管理性が向上する。例えば、これまで複数のサーバで稼働させていたOSとアプリケーションを、1台のサーバに集約することで、サーバ・システムの単純化や利用率の向上、コストの削減などのメリットがもたらされる。 しかし仮想化技術は、コンピュータ・ハードウェア上に仮想的なコンピュータ(仮想マシン)をソフトウェアで構築するという技術であるため、さまざまなオーバーヘッドが生じる。仮想マシンで実行されるゲストOSは、仮想化していない場合と同様、1台のコンピュータを占有しているものとして稼働するため、仮想マシンを提供する仮想マシン・モニタ(VMM)がハードウェア・リソースを
今回のCPU黒歴史のネタは、安藤壽茂先生にも指摘された(関連リンク)「バグ付きPentium」の話である。何分18年前という古い話なので、ご存知ない方も多かろうと思う。そのため、まずは歴史的な経緯から説明したい。 NetNewsから火が付き あっという間に広がったFDIVバグの話題 18年前の1994年10月、米バージニア州リンチバーグ大学のThomas R.Nicely教授が、インテルに対して「Pentiumで非常に小さな値で割り算を行なうと、結果がおかしくなる」というレポートを送ったことに端を発する。インテルはこのエラーが起きたことは認めたものの、「そんな話はこれまでレポートされたことがない」と返答した。 そこで教授は、自身の送った内容とインテルからの返答を添えて、この問題が他のプロセッサー(486や他のPentium、あるいはPentium互換プロセッサー)でも発生するかどうか試して
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