HUJAK - Hrvatska udruga Java korisnika / Croatian Java User Association•3.4K views
はてなエンジニア Advent Calendar 2017の3日目です。 昨日は、id:y_uuki さんによるウェブシステムの運用自律化に向けた構想 - 第3回ウェブサイエンス研究会でした。 さて、memcachedにはmemcached-toolというツールが同梱されています。 https://github.com/memcached/memcached/blob/master/scripts/memcached-tool これを、今回(実は大分前に書いていたのですが)、Goに移植しました。 https://github.com/Songmu/go-memcached-tool 以下のようにインストール可能ですが、GitHub Releasesにも置いてあります。 % go get github.com/Songmu/go-memcached-tool/cmd/go-memcached
追記 MySQL 5.7.19か20あたりで取り込まれたパッチにより以下の問題は発生しなくなりました。つまりはバグでした。 InnoDB memcached pluginはMySQL 5.6から搭載された機能で、Memcacheプロトコルを使ってInnoDBにデータを読み書きできる便利機能です。 簡単なプロトコルなためSQLより高速に動作する点、InnoDBに記録できる点、MySQLのレプリケーションが利用できる点など、 うまく使えば便利な仕組みですが、結論を先に書いてしまうと使えなかったという話をします。 使えなかった理由 MySQL memcached pluginを使ったInnoDBへのインターフェイスが使えなかった理由はクラッシュが多発するためです。 高速な動作、レプリケーション機能などはうまく動作しているのですが、 しばらく動作させていると get 操作の際に SIGABRT と
memcachedはキャッシュなので、特定のデータが常にサーバに存在しないことが前提でシステムに導入されます。今回はmemcachedのデータ削除メカニズム、そしてmemcachedの最新動向であるバイナリプロトコルと外部エンジンサポートをご紹介いたします。 memcachedはデータ削除もリソースを有効活用する memcachedから実際にデータは消えない 前回の記事で紹介させていただきましたが、memcachedは確保したメモリを解放しません。レコードはtimeoutが過ぎたらクライエントから見えなくなる(invisible・透明になる)だけで、その領域は再利用される仕組みです。 Lazy Expiration memcachedは内部的にレコードがexpireしたかの監視を行いません。替わりにgetする際にレコードのtimestampを見ることで、そのレコードがexpireしたかをチ
mcrouterという,Facebookが作っているmemcachedの為のルータがあります.「ミクルーター」と発音するようです *1. mcrouterは多機能なルータであり,シンプルなルーティング (例えば乱択やhash basedなど) からfailoverを前提とした大規模なクラスタのルーティングまで様々なルーティングを行うことが可能です (Facebook内の数千台規模のmemcachedクラスタでも運用されているようです.参照: Facebookの数千台規模のmemcached運用について - ゆううきブログ). さて,mcrouterの詳細や使い方の説明については他の資料に譲るとして,本記事ではmcrouterがmemcachedの get-multi リクエストを各々複数の get リクエストに分解して宛先のmemcachedに送る挙動をするという話をします. どういうこと
ホーム 技術ブログ MySQL5.6の新機能「InnoDB Memcached Plugin」の分離レベルを検証し、ソーシャルゲーム案件に使えそうか検証してみました MySQL5.6の新機能「InnoDB Memcached Plugin」の分離レベルを検証し、ソーシャルゲーム案件に使えそうか検証してみました matsuiです。 先日6/1に行われた第四回札幌MySQL勉強会の中で、MySQL5.6の新機能「InnoDB Memcached Plugin」の分離レベルについて調べてみましたので、記事にしてみたいと思います。 InnoDB Memcached Pluginとは 「InnoDB Memcached Plugin」とは、MySQL5.6から使えるようになった、SQLを使わずMemcachedプロトコルを使ってInnoDBのデータにアクセスするためのものです。 主なメリットはその高
handlersocket plugin や mycached を使えば memcached は不要か、それとも使うべきケースがあるか。考察せよ [10点] kazuho (Kazuho Oku) http://twitter.com/kazuho/status/21477219149 考えて答えてみる。 HandlerSocketやmycachedを利用し、MySQLへの接続数が数万単位で行えるようになったり、より多くのクエリ数が発行できるようになっても、memcachedは不要ではないし、使うべきケースもあります。 memcachedは単なるKVSではなく、ExpiresとLRUがついたキャッシュサーバです。キャッシュオブジェクトには期限を付ける事ができ、期限が過ぎたキャッシュは無効にされ、またアクセスがされていない不要になったオブジェクトは削除され、空いたスペースは新しいキャッシュオ
It is a well-known fact that the bottlenecks of MySQL does not exist in its storage engines, but rather in the core, for example, its parser and execution planner. Last weekend I started to wonder how fast MySQL could be if those bottlenecks were skipped. Not being able to stop my curiousity, I started adding memcached proctol support to MySQL as a UDF. And that is Mycached. From what I unders
Redisの作者antirez氏自らによる、memcachedとRedisの長所短所の比較。特に、Redisを単なるキャッシュ用アプリケーションとしてmemcachedと比較することの間違いと、それぞれの向いている使用方法についての私見。 あなたが私と面識があるなら、私が競合製品があることが悪いと考える人間でないことはご存知でしょう。ユーザーに選択肢があることは本当にいいことだと思っていますし、だからこそ他の技術とRedisを比較するようなことはほとんどしませんでした。 しかし、最適なソリューションを選ぶためには、ユーザーは正しく情報を持たねばならないのも確かです。 この記事を書くのは、有名なライブラリであるSidekiqの作者として知られるMike Perhamが、Redisのバックエンドストレージとしての使い方を書いた記事を読んだのがきっかけです。従って、私はMikeがRedisに「反
yrmcds memcached compatible KVS with master/slave replication View on GitHub Download .zip Download .tar.gz yrmcds is a memory object caching system with master/slave replication. Currently, yrmcds supports two protocols: the first is an enhanced memcached, and another is a protocol to implement distributed resource counters. Since the memcached protocol is perfectly compatible with the original i
Neal Sato @nealsato 二日とも複数台のmemcachedが連続して落ちました。コアは吐かずにストンと落ちるので、原因追及に時間がかかりましたが、memcachedへの接続数が異常に多いと落ちる事は再現できました。 #mixi 2010-08-12 02:33:00 Neal Sato @nealsato memcachedが大量の接続を受けると突然停止をするので、memcachedへの接続数を減らし安定運用中。外部からの過剰アクセスではなく、サーバ追加→クライアント数増加→停止。 2010-08-12 08:45:50 達人が教えるつぶあん🇺🇦 @kazeburo ファイルディスクリプタが不足してmemcachedが落ちたとして、そのときには、3万強の接続となってるはず。3万強の接続となるにはアプリケーションサーバ側のmax clientが平均60として500台以上必
HTTPS(SSL利用)サイトがSEO的に優遇されるトレンドで、世間的にもHTTPS接続でサイト運用するサービスが増えてきています。 これが、ハイトラフィックサイトになってくると、このフロントエンドでSSL処理させることが負荷的にもなかなか辛いのです。 で、Apache 2.3以降では、Shared Object Cache Providerとして、memcachedが選択できるようになっています。 この仕組みを利用して、Apacheとmemcachedを並べることで、各サーバでユーザのSSL Session Cacheを共有しながらHTTPSリクエストを負荷分散できる構成を作ってみました。 WebサーバでSSLオフロード 常時SSLを利用したWebサイトを運用するために、SSLアクセラレータといったアプライアンス製品だとか、ソフトウェアだとApacheやNginxのSSLモジュールを使う
ここを書き直して転載 memcachedに関する記事は「第1回 memcachedの基本:memcachedを知り尽くす|gihyo.jp … 技術評論社」など何回か書いていますが、最近のmemcachedでの起動オプションのおすすめをまとめてみようと思います。なおこの記事はMemcached Advent Calendarではありません。 まとめるとこんな感じです。 $ memcached -v -p 11211 -U 0 -u memcached -m 1024 \ -c 100000 -t 4 -C -B ascii ひとつずつ簡単に紹介します。 -v ログ出力 ログを verbose モードで起動します。エラーや警告が表示されます。弊社ではmemachedをdaemontools経由で起動し、ログを記録しています。 -v -vオプションは -vv、-vvv と v の数を増やす事で
RedisやMemcachedといったインメモリデータベースは非常に高速にレスポンスを返してくれるデータストアですが、それ単体ではスケーラビリティや可用性などに限界があります。 The Netflix Tech Blog: Introducing Dynomite - Making Non-Distributed Databases, Distributed Netflixがオープンソースで公開した「Dynomite」(ダイナマイトとは綴りが違うのに注意)は、こうしたデータストアを分散データベース化し、高速なデータストアの特長を活かしつつ高いスケーラビリティや可用性を実現するためのソフトウェアです。 アプリケーション側でシャーディングのような面倒なデータ構造を設定することなく、RedisやMemcachedをノードとし、CassandraやAmazonクラウドのDynamoDBのような大規
Kyoto Tycoonやmemcachedにてnoreplyオプションを使ってパフォーマンスを上げる話。 noreplyの功罪 DBに対する更新操作はその成否を真偽値などとして呼出側に返すのが通常であるが、それを省略することでパフォーマンスを上げることができる。memcachedではnoreplyオプションとして知られている。KTの最新版からは、memcachedプラグインと独自バイナリプロトコルでもnoreplyオプションをサポートすることにした。 noreplyを有効にするとなぜ高速化するのか。クライアントはクエリをsendしただけで、recvをせずに次の処理に移れるからだ。sendシステムコールに渡したデータはカーネルが非同期に処理するので、カーネルとアプリケーションは並列に処理を進めることができる。当然ながらサーバ側の処理もクライアントとは独立して行われる。recvをした場合には
前のエントリーで書いた Thundering Herd 問題への対策案 で、重いクエリを排他制御すればいいのではないかというご意見も頂いたので、それをmemcachedで実現するようなモジュールを書いてみた。 下のモジュールではmemcachedのaddを使って制御します。addが成功したときだけ渡されたコールバックを実行し、ロックを得ることができない場合はaddに失敗するので、その場合はsleepして処理をやりなおす。他の排他制御するモジュールと違い、キャッシュ専用なので、排他制御の前にキャッシュにgetを行い、sleep中に既にキャッシュができていないかを確認するようになっている。 コードはなんの確認もしてないのであしからず package Cache::ExclusiveControl; use Try::Tiny; use Time::HiRes; use Class::Acces
« MySQL の高速化プチBK | メイン | ウェブサービスのためのMutex - KeyedMutex » 2007年09月26日 キャッシュシステムの Thundering Herd 問題 サーバにおける Thundering Herd 問題注1は良く知られていると思いますが、類似の現象はキャッシュシステムでも発生することがあります注2。 通常、キャッシュに格納されるデータは、それぞれ単一の生存時間をもっています。問題は、頻繁にアクセスされるキャッシュデータがエクスパイアした際に発生します。データがエクスパイヤした瞬間から、並行に走る複数のアプリケーションロジックがミスヒットを検知し、いずれかのプロセスがキャッシュデータを格納するまでの間、同一のリクエストが多数、バックエンドに飛んでしまうのです。 対策としては、以下の2種類の手段があります。 バックエンドへの同一リクエストを束ねる
Facebookが大規模スケーラビリティへの挑戦で学んだこと(後編)~キャッシュが抱えるスケーラビリティの問題とデータセンターにまたがる一貫性 全世界で3億人を超える会員を抱え、世界最大のSNSとなったFacebook。同社の技術担当バイスプレジデント Jeff Rothschild氏が、10月8日に米カリフォルニア大学サンディエゴ校で行ったセミナー「High Performance at Massive Scale-Lessons learned at Facebook」の内容を再構成して紹介します。 (この記事は「Facebookが大規模なスケーラビリティへの挑戦で学んだこと(前編)~800億枚の写真データとPHPのスケーラビリティ問題」の続きです) キャッシュがスケーラビリティに大きな役割を果たしている Facebookの主な役割は、ユーザーが簡単に(友人たちの)情報を集めることがで
クラウドのように大規模なシステムでは、ソフトウェアの開発と同等以上に、大規模運用の巧拙が、システム全体の成功を大きく左右します。 6月22日から、米サンタクララで行われていたWebサイトのパフォーマンスと運用に関するオライリーのイベント「Velocity 2010」で、FacebookのTechnical Operations teamを担当するTom Cook氏が「A Day in the Life of Facebook Operations」(Facebook運用のある1日)と題したセッションで、Facebookがふだんどのような運用を行っているか、紹介しています。 世界でトップクラスの大規模サイトが、普段どのようなツールを用い、どのような方法で運用しているのか、セッションの内容を紹介しましょう。 6年で4億アクティブユーザー、3カ所のデータセンター Tom Cook氏。Facebo
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