CloudNative Srcurity Conference 2022、アクセンチュアのエンジニアが解説するTerraformにおけるクレデンシャル管理の現実解を解説したセッションを紹介する。 CloudNative Security Conference 2022から、アクセンチュアのエンジニアが解説するインフラストラクチャー構築のためのツール、Terraformにおけるクレデンシャル管理に特化したセッションを紹介する。セッションを担当したのはアクセンチュアの崎原晴香氏だ。2021年に新卒でアクセンチュアに入社したというエンジニアでクラウド環境、特にAWSをメインにクラウドインフラストラクチャー構築に携わっているという。 「機密情報をコードに含めず環境構築するにはどうしたらいいの?」というサブタイトルが示すように、サーバーやデータベースのインスタンスをクラウド上に構築する際にどうしても
Observability Conference 2022から、Kubernetesにおける観測の基本をGrafana Labsのソフトウェアを中心に解説したセッションを紹介。 コンピュータシステムの動きを可視化するためのツールやユースケースに関するオンラインカンファレンス、Observability Conference 2022が2022年3月11日に開催された。Think ITでは、このカンファレンスのセッションをシリーズとして紹介する。初回はYahoo! Japanのクラウドテクノロジーを支えるゼットラボ株式会社のエンジニアによる「Kubernetes Observability入門」というセッションを紹介する。
CI/CD Conferenceから、サイバーエージェントが開発するCI及びCDのツールを紹介したセッションを取り上げる。 CI/CD Conferenceから、サイバーエージェントのエンジニアが解説するCI/CDツールのセッションを紹介する。セッションを担当したのはNakanishi Kento氏とLe Van Nghia氏だ。 このセッションは2部に分かれており、前半ではNakanishi氏がCIツールであるGitHub ActionsのSelf-hosted Runnerとして動作するMyshoesを解説している。また後半ではサイバーエージェントが開発を行うCDツールであるPipeCDについて、Nghia氏が解説している。 GitHub Actions 前半では、ベースとなっているGitHub Actionsを解説した。
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CI/CDをオーケストレーションするツールKeptnは、2020年6月26日にSIG App Deliveryでの検討の上、TOCのスポンサーを得てCNCFのサンドボックスプロジェクトとして認定されたオープンソースソフトウェアだ。今回は、2020年12月にオーストリアのDynatraceが公開した「Introduction to Keptn」という動画から概要を紹介する。 セッションを担当したのは、Rawkodeというサイトを運営するEquinixのエンジニアDavid McKay氏と、DynatraceのエンジニアJurgen Etzlstorfer氏だ。動画そのものもRawkodeのチャネルで公開されているもので、CNCFのWebinarでもなければDynatraceの公式チャネルでもないが、Keptnの概要と公式サイトに記載されているチュートリアルを2回に渡って詳細に解説するもので、
可視化のためのプロジェクトOpenTelemetryの最新情報を、KubeConのセッションなどから解説する。 OpenTelemetryは、アプリケーション及びインフラストラクチャーのプロセスに対するトレーシングとメトリクス収集&加工のためのオープンソースソフトウェアだ。OpenCensusとOpenTracingという2つのソフトウェアがマージされて誕生したという経緯を持つ。 2019年に上海で開催されたKubeCon Chinaにおいて、OpenCensusのコントリビュータであるSteve Flanders氏にインタビューした記事でもOpenTelemetryの紹介をしているが、今回は2020年12月にCNCFが公開した動画からOpenTelemetryの概要を紹介し、同時にKubeCon NA 2020のセッションのスライドを使って解説する。またユースケースとして、KubeCon
テスト2:Dockerの仮想Disk領域を別の物理ディスクに置き換える 前回の記事に対して、読者の方から「Dockerコンテナが更新する仮想Diskが利用するスパースファイルの領域を、ディスク領域に変更するとディスクアクセス速度が改善される」との情報をいただいたので、早速試してみたい。具体的には、Dockerコンテナの更新データを格納するスパースファイルの代わりに、専用の物理ハードディスクを割り当てることで性能が改善されるかを検証する。 今回のテスト環境の構築では、仮想Disk領域の変更を行うが、その際にはDocker環境のファイルシステムを再構成する必要がある。実際にはDockerのサービスを停止した状態で/var/lib/docker以下のファイルを全て削除し、コンテナイメージを全て削除することとなる。実際に行う時は必要なデータをバックアップしたのち、クリーンアップした状態で環境の構築
MicrosoftはCNCF(Cloud Native Computing Foundation)が主催するWebinarで、クラウドネイティブなシステムにおいて分散処理を実装するランタイムであるDaprを解説するセッションを実施した。CNCFのWebinarページには、CNCFにホストされている多数のプロジェクトのセッションだけではなくCNCFのメンバーによる技術解説が公開されている。今回紹介するセッションは2020年10月1日に公開されたもので、CNCFのプラチナムメンバーであるMicrosoftがコンテンツを提供したものになる。 参考:Dapr, Lego for microservices セッションのタイトルは「Dapr, Lego for Microservices」というもので、マイクロサービスを構築する際にランタイムとして機能するDaprの最新情報を紹介する内容となった。
Goアプリケーション*4など、静的リンクしているバイナリでは利用できないsuidしたバイナリはTelepresence Shell内で動作しない/etc/resolv.confをパースするようなカスタムDNSリゾルバ、自身に対するDNS lookupは動かない *2:全制約事項についてはa href="https://www.telepresence.io/reference/methods" target="blank">公式ページを参照してください。 *3:LinuxのLD_PRELOADとmacOSのDYLD_INSERT_LIBRARIESを利用した方法で、詳細はこちらのブログで詳しく解説されています。 *4:go buildではなくgccgoによるビルドやGODEBUG環境変数でnetdnsのリゾルバをcgoに変更するなどのワークアラウンドは存在しますが、非推奨です。 *5:--
はじめに Kubernetes 1.18(以降、1.18)が2020年3月24日にリリースされました。ここではリリースノートで紹介された5つの注目機能に加えて、筆者が注目するHorizontalPodAutoscalerのspec.behaviorフィールドの追加、ノードローカルDNSキャッシュ、Pod StartupProbeを紹介し、最後にStartupProbeを試していきます。 Kubernetes 1.18注目の新機能 最初に1.18リリースノートにおける5つの注目機能について、それぞれ解説します。 Topology Manager(ベータ) Topology Managerは、NUMA(Non-Uniform Memory Access、ヌマ)の環境において、コンテナの使用するCPUとデバイスの同一ソケット(NUMAノード)への割り当てを可能にします。Topology Mana
前回に続き、紙面の都合で「RancherによるKubernetes活用完全ガイド」に掲載されなかったパートをご紹介します。 前回の記事では、Rancher Agent(pkg/agent)とRancher API(pkg/api)がどのように実装されているのか紹介しました。 今回の記事では、Rancherコードリーディング入門の最後として、Rancher Controller(pkg/controllers)に関するコードをどのように読み進めればよいか紹介します。 3回目:Rancher Controller、Rancherの周辺レポジトリについて紹介します rancher/rancherレポジトリの歩き方(3/3) Rancherのアプリケーションコード pkg/controllers rancherレポジトリ以外の重要なレポジトリについて rancher/types rancher/r
前回に続き、紙面の都合で「RancherによるKubernetes活用完全ガイド」に掲載されなかったパートをご紹介します。 前回の記事では、rancher/rancherレポジトリ直下のディレクトリやファイルについて、ざっくりどのような役割を持っているのか紹介しました。 pkgディレクトリ(https://github.com/rancher/rancher/tree/v2.1.5/pkg)にRancherのほとんどのロジックが含まれていることは前回の記事でおわかりいただけたと思います。 今回と次回の2回で、その中でも特に重要なpackage、Rancher Agentのロジックを含むpkg/agentや、Rancher APIのロジックを含むpkg/apiなどを紹介していきます。まず今回は、コードリーディング入門の連載2回目として、Rancher Agent(pkg/agent)、Ran
前回までの記事では、Rancherのインストールや、Rancherを使った開発のベストプラクティスを紹介してきました。 今回は、Rancherをプロダクション環境下で運用するために理解が欠かせない、Rancherのアーキテクチャについてご紹介します。 バージョンについて 今回の記事では、バージョン2.1.5を前提に紹介します。 Rancherのバージョンによって、多少の違いはありますが、バージョン2.0以降は全体像が変わるほどの大きな変更はなされていないため、2.0以降の他のバージョンを利用している方にも参考になるかと思います。 Rancherを構成する5つの要素 Rancherは大きく分けて下記の5つの要素で構成されています。 Rancher Serverを動かすためのKubernetes(Parent Kubernetes) Rancher Server Rancher Cluster
今回からは、紙面の都合で「RancherによるKubernetes活用完全ガイド」に掲載されなかったパートをご紹介します。 前回の記事では、Rancherのアーキテクチャの基本的なポイントを紹介しました。 Rancherのより詳細な動作/実装の仕組み、各Custom Resource Definition(以下、CRD)がどのように利用されているか、プロダクション環境で必須になるHAの仕組みなどは、2019年7月23日に発売された「RancherによるKubernetes活用完全ガイド(Think IT Books)」をぜひ確認していただければと思います。 今回から3回にわたって、Rancherをすでに利用されている方やRancherの動作原理をある程度理解されている方が、次につまずくポイントであるRancherの動作とコードのマッピング、Rancherのコードの読み方のヒントを紹介してい
はじめに ネットワークに接続されたデバイスの普及により、さまざまな機器が大量のデータを生成するIoT(Internet of Things)が進展しています。また、AI・機械学習技術の発展により、この大量のデータを活用したデータ分析が注目を集めています。 このような背景から、情報システムが収集・蓄積すべきデータ量は急激に増加しており、かつ蓄積した大量のデータを効率よく分析することが求められています。Apache Kudu(以降、Kudu)はこのようなビッグデータの蓄積と分析に使用するデータストアとして注目を集めています。 Kuduとは Kuduは高いスケーラビリティを持つ分散型のデータストアであり、多数のマシンでクラスタを構成することで大量のデータを扱うことができます。KuduはCloudera社によって開発され、2015年にOSSとして公開されました。 Kuduはクラスタを構成するマシン
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