アメリカ大手マンガ出版社TokyoPopが若い世代向けの小説部門を立ち上げることになったようだ。Vizと並んで北米でのマンガ人気を牽引するTokyoPopは、近年様々な革新的な戦略を駆使してマンガの普及に一役買っている、目が離せない出版社の一つ。 アメリカ産オリジナルのマンガを続々と発売*1、一流新聞でマンガを連載*2、10代の少女向けファッション誌でオリジナルマンガ連載*3、携帯でのマンガの配信*4、そして最近では大手出版社ハーパーコリンズと流通その他を含めた契約を発表*5、アメリカ人作家による若者向け小説を原作とした米産マンガの発売を決めるなど、積極的に新たな分野へ進出している。 以前からTokyoPopではマンガ・アニメを原作としたノベライズ小説を発売して、予想以上の売上をあげていた。そして、そのTokyoPopが昨日付けで発表したのが、日本のライトノベルを含む若者向け小説部門の設立