6月22日、北朝鮮が同日発射した2発目の中距離弾道ミサイルについて、日本の防衛省や専門家は成功だったとの見方を強めている。写真は北京で2月撮影(2016年 ロイター/Jason Lee) [東京 22日 ロイター] - 北朝鮮が22日に発射した2発目の中距離弾道ミサイルについて、日本の防衛省や専門家は成功だったとの見方を強めている。同ミサイルは日本全土、さらにグアムまで届く能力があるとされ、防衛省は脅威のレベルが一段上がったと受け止めている。 北朝鮮東岸の元山付近から午前8時3分ごろに発射されたこの日2発目の弾道ミサイルは、防衛省と米軍によると、約400キロを飛んで日本海に落下した。北朝鮮と日本は約1000キロ離れており、飛行距離だけみれば日本への直接的な影響はない。 ところが、自衛隊のレーダーが捉えた情報を防衛省が分析した結果、ミサイルは1000キロを超える高度に達していた。地球の大気圏