デービッド・アトキンソンが相変わらず「日本のサービス業は生産性が低い」と繰り返しています。 toyokeizai.net 貨幣で計測されるサービス業の生産性は「どれだけぼったくれるか」に左右されます。アトキンソンの母国イギリスの高生産性については下の記事が参考になります。 www.newsweekjapan.jp 日本の問題は「ぼったくれない」が故の低生産性ではなく、ミルトン・フリードマンの「企業の目的は株主価値の最大化」という"the dumbest idea in the world"を「資本主義の精神」と錯覚して、「企業利益の最大化≒コスト最小化」をマクロ経済運営に適用してしまったことです。本来、経済政策は国民の所得水準を高めることを目標にするべきですが、人件費の最小化→所得水準を高めないことを目標とする狂気に取り憑かれているのです。(⇩上野千鶴子と同類の有害インテリの典型) 小室直